田中屋の夕刻日誌「「休むのも仕事」とは本当はどういう意味なのだろうか」

夕刻日誌
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仕事の現場において、この言葉はたまに耳にすることがあるが、実際どういう意味なのか。
何がメッセージとして込められているのだろうか。

おもにこの言葉が飛び出すときというんは、上司が休みなく働いている部下または、休みなく働いているように見える部下に対して使われる個とが多い気がしてます。


それは、やさしさだったり、気遣っているような立場的な意味をもって、「休みなよ」的に発せられているような感じがします。

休むのも仕事というのは、

大きく二つ意味があるように思えます。


ひとつは、休まないで働いていて、体調壊したら、休みながら働いて体調をこわさないより、成果が落ちるよ。

もうひとつは、言葉通り、休みということは仕事をしていないというわけではないよと言っています。

ひとつ目のは意味としては、働けということを言っているのですよね。しかも、安定的に働けという補足要望つき。

二つ目は、これはかなり嫌らしく感じますが、休みに本当に休んではダメで仕事だよ、と言っています。

恐ろしい

どちらも休むなよ、仕事しろよということを言っていますね。

このことば「休むの仕事」というフレーズが出たとき、ぜひこのことを思い出してみてください。

リップサービスにもなっていない恐ろしい言葉です。

文/田中宏明(写真家)

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