田中屋の夕刻日誌「スナックママのあけましておめでとう論(卒論案)」エッセイ/田中宏明

夕刻日誌
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気を使いすぎて、笑っちゃうね。

仕事の関係で新年の挨拶をするときに、そのお得意さんや担当者に、もし不幸があった場合、「おめでとう」は言わないというやり方もある。

それでも新年の挨拶をしないわけにはいかないとして、「おめでとう」言わない「今年もよろしくおねがいします」だけを言う。

実際は、先方は特に気にしていないのか、「おめでとう」を言ったりする。それに対してはニヤニヤしてやり過ごすのである。

これはまず、個人で付きっているのか、会社で付き合っているのかという認識にある。

会社で付き合っているとしたら、そもそもプライベートは持ち込まないという考え方がある。

身内に不幸があった方も、会社としてのあいさつに、プライベートは持ち込まないとして、いちいち喪中であることを説明するなんてのは、煩わしさ半端ないのである。

また、そもそも何があけましておめでとうなのかもよくわからなくなってきた昨今である。

僕も親族なくなったとしても、仕事として年賀状を書いたりするのです。

おめでとうもいいます。

だいたい仕事の中では、おまえの親族がなくなったことなんて関係ねぇんだよ、みたいなところがあります。

30年の付き合いのお客さんがいるとして、毎年年賀状を出し続けているとしたら、この人30年間だれも亡くなってないのか、ってなるんですかね。

仕事だから出しているんです。

では、会社間の付き合いの中で、お得意さんの親会社や子会社が倒産、または合併などでなくなったら、喪中ということにんるのだろう。

文/田中宏明

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