短篇小説

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ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」あらすじ

登場人物  波砂 :「湘南の女」に憧れて、直江津から湘南へ移り住む。湘南での就職までは縁がなく、渋谷で働く会社員。 あらすじ 第1話「インスタント後悔」 仕事後、裁ち蕎麦を食べるか海鮮丼を食...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」作/奈良あひる

第4話 ホシは男たちその場を楽しむだけの会話をしていたが、当然のごとく男たちは女をホテルへ導くような話へとシフトしていく。 ホシはそれには乗らないようにしていたが、思いの外、一緒にいた友だちは満更でもない様子で...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」作/奈良あひる

第3話 ホシは女友だちと二人で、渋谷のクラブに入った。 そこで、自分たちより少し若く見える男二人組に話しかけられたという。 つづく 作/奈良あひる
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」作/奈良あひる

第2話 まずはクラブに向かう。 ユカがその男と出逢ったという現場だ。 この物語は現場検証。 ユカがワンナイトを過ごした足取りをたどる物語である。 今日の服装は、その時のものであ...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」第1話

渋谷で待ち合わせ。駅前の東急線の緑色の車両の前。渋谷の過去の資料など展示されている。時刻はやはり5時だった。8月暑い。  ユカ「あ、こんにちは、お待たせしました」  奈良「こんにちは」 ユカはタイトめワン...
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読み切り「雨宿りの夏」作/奈良あひる

こんな街では、雨宿りと言えばラブホしかない。 いかにも雨が振りそうな日に、バイクに二人乗りで出かけた。 雨が振りそうでも出かけたのは、バイク乗りの男がこの日をたのしみにしていたからだ。 雨が降っていない時点で中止...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」最終話 作奈良あひる

ホテルを出ると日常である。 ただ普段は通り過ぎていたラブホの前から出てきたと言うだけ。 知らなかったことが少し明らかになっただけ。 三奈は、男はなぜ胸に出すのが好きなのか聞いたつもりだが、その答えが返って...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第13話作/奈良あひる

三奈「今日のは撮ってるの?」 ボーカル「そえは今度会ったときに教えるかな」 三奈「それじゃ、また会うしかないですね」 そんなトークがバンドの集客にもいかせればねと三奈は思うのである。 バンド...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第12話 作/奈良あひる

男は三奈入り口を撫でている。彼自身のもので。 「ちょっと見てもらいたいものがあるんだ」 と言って、男はスマホを手渡した。三奈が写ってる。男と。それは以前の逢瀬だった。 三奈は抱かれている。...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第11話 作/奈良あひる

ボーカル「動画撮ってたよ。女」 三奈「何の動画?」 ボーカル「してるところ」 三奈は返せなくなった。 どこかのだれかとしている。 それを動画に撮っている。 ボーカル「ところで、今日か明日...
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青春プチロマン小説「心に残る人」作/奈良あひる

僕は止めどなく流れる泪も気にせず腰を振った。 その子もそれに合わせて腰を角度を合わせている。 見た目では全くわからない。この胸が、このおしりが、この脚が、そして、ここが。 病に侵されているなんて。明日から入院する。入院し...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第10話 作/奈良あひる

三奈が男の物を触った手でラインを送った先はボーカルだった。もう何年前になるだろうか。送った内容「元気ですか?」の一言だった。 何回か書いては消して、結局送ったのはこの一言である。この一言で充分であった。 何度か...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第9話 作/奈良あひる

その本社の人は、本社から店舗への連絡後とやらキャンペーンだとか、いわゆる仕事の話を丁寧にはじめた。 さっきまでいた本社の人のことは忘れて、吉沢三奈は仕事の話に集中した。そして、一通り話も済んだところで、さっきの本社の...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第8話 作/奈良あひる

仕事の時間中に外で打ち合わせという状況の関係で、もたもたしている時間はないということは二人とも認識していた。 西田は上手だった。三奈より年下だったとしても、三奈より経験はあるように思えた。 三奈は入れら...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第7話 作/奈良あひる

第7話 まず仕事の話でスタートしたこと、これは、まず仕事であるという設定なのか。 まぁ、いい。そのあと私たちはきっとしてしまうだろう。吉沢は天井の証明を見ながら思った。 ベッドにすわり、天井を見上げればきっと始ま...
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