恋愛小説

短篇小説

青春プチロマン小説「恋の省略」

作/奈良あひる 柱:電車に揺られる。窓の外は夕暮れ 僕は今日も仕事にならない時間を過ごしている。何かおもしろいネタが降ってくるわけでもなく、寝るにも寝れない疲れ具合。 ネタ作りの為といえば、なんで...
短篇小説

読みきり!プチ官能小説「私の想い出」 文/奈良あひる

保育士として働きはじめて2年目の夏、園児を迎えに来た父親と男女の関係になりました。その子にとっては父親ですが、私にとっては男性。素敵な奥さんの顔を知っているとしても。あの日は少し疲れていた。そのときにかけてくれた言葉が沁みたのです。町で声...
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連続プチロマン小説「女が電話に出ない時」最終話

再び携帯のベルが鳴ったのだ。男からだった。愛子のキケンを察知して電話をかけてきたのだろうか。愛子は我にかえったかどうかはわからなかったが、電源を切り、首に手を回しキスの続きに入った。勝ったと思った。何に勝ったのかはわからないが、とにかく勝...
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連続プチロマン小説「女が電話に出ない時」第3話

自然を求めたふたり 着いたのは神田川の川沿いのベンチ。人気もなく、ゆっくり川は流れ、ゆっくり流れ、緑が揺れている。全くの冷静を装っていたが、ファミレスにいたときから気になって気になって…。顔をこちらへ向かせ、唇を重ねた。この瞬間はか...
短篇小説

連載プチロマン小説「女が電話に出ない時」第2話

その時電話が鳴った。 女は携帯に目をやると、誰からの着信かを確認して、携帯を男に手渡した 女「出て」男「え、、、」 それは母国の男だという。 電話の向こうでは異国の言葉で何かを必死に話している。こちらが不思...
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土曜の夜は短篇小説(読み切りor連載)

プチロマン小説 住みたい駅には、予算の都合上住めなかった。その一駅を人知れず埋める、少年雑記的短編小説。お楽しみください 読み切り プチロマン小説「恋の紹介人」作/奈良あひる絵/田中ひろあき ロイ...
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