「田中屋の夕刻日誌」

夕刻日誌

夕刻日誌「いまどき売っていない」

文と絵/田中ひろあき 小さい頃、白いラッパズボンが欲しいと母親に言ったら、「いまどき売ってないよ」と言われた。当時は検索するという文明の利器はなかったので、近所の服屋を数軒回って見つからなければ、「今時売っていない」ということになっ...
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田中屋の夕刻日誌「駅のトイレにゴミ箱はいるのか」

文・絵/田中宏明 「ここにゴミを置いていかないで下さい」的な貼り紙の前に、ゴミが置かれている。駅のトイレで見かける景色である。 この話のポイントは、駅のトイレに、なぜゴミ箱を設置しないのかである。それがこの問題のスタート。 ...
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月曜日は田中屋の夕刻日誌「奇跡の共演ベスト3」

普段は別の場所にいる者が、同時に人の前に現れることで、夢を感じたものだった。 第3位 ドラゴンボールの悟空とアラレちゃん 当時はジャンプを読むような年齢でもなく、水曜19時からのドラゴンボールのアニメ放送は待ち遠しく、...
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月曜日は田中屋の夕刻日誌「星新一のメッセージ」

絵と文/田中宏明 日本の3大作家といえば さくらももこ、向田邦子、そして星新一である。 僕は長編小説が読めないので、短編作家が選ばれるのです。 星新一の出逢いは、中学の頃である。国語の先生(星新一風にいうと...
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月曜日は田中屋の夕刻日誌「よびすて」

文と絵 田中ひろあき 「よびすて」と打ち、変換したら、「呼び捨て」と出た。なんか「捨て」というところがイメージがちがうなぁ。というよりあっているのかがわからない。 大学の頃出逢った関西の人は、よびすては仲良くなるスピードを早め...
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