夕刻日誌
「女子バレーボールの作戦と天空の城ラピュタ」
文/田中宏明

夕刻日誌
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試合直前に髪型を同じショートにして、背番号を入れ換えることによって、外国人選手は混乱して隙が生まれるのではないか
という作戦。
実践はされなかったという。

特に努力が必要なく、やってマイナスということもないように思えるので、やって損はないような気がします。

選手が反対した。

・女心もあり、髪を強制的に切られたくはなかった。
・本人たちもわからなくなる。

ジブリ映画 天空の城ラピュタでのシーン

シータがムスカに銃で髪を撃ち抜かれ、
ドーラのママに「髪を切られた方がよっぽどつらい」というような台詞がある。

見てる方としては、生きるか死ぬかの争いの中という環境で、髪を切られるなんてどうでもいいのではないかと思っていた。

ここでつながるのです。

4年に一度の大会で、それぞれの選手にとってはもう出場できないかもしれない中でも、髪を切るというのは、女心的にやりたくなたっという考え方です。

オリンピックがすべてではない。オリンピックはアマの祭典という言葉もあります。
オリンピックが終われば、バレーボールをはなれた生活もある。

僕はその気持ちは大事にすべきと思うのです。

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