恋愛小説

短篇小説

青春プチロマン小説「女が日本一周するとき」第2話 作/奈良あひる

男「もし少し時間大丈夫でしたら、写真撮らせてもらえませんか?」 その男はどうやら、写真家の玉子のようで。 加恵「ええ、私でよければ」 加恵はほぼ無表情のまま答えた。なぜ私なのかわからないし、何に使うのかもわからな...
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青春プチロマン小説 「100人の女と出逢った男と、100人の男に愛された女」 作/奈良あひる 写真/田中宏明

が、池袋のバーにいる。 男はその日出逢った亜果利という女に話しかけたところである。女はとなりの席に座っていたサトルという男と何やら話している。さて、どんな展開になるのだろうか。 登場人物 男…好きな飲み物はおみくじソーダ...
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青春プチロマン小説
「彼女を大切に」作/奈良あひる

彼女のいるみなさん、彼女を大切にしてますか? 翔子はつぶやいた。 登場人物 翔子 … 水泳が趣味の25歳OLゆかり… サークルの後輩 24歳SoftBankの店員 翔子のところへは大学のサークルの後輩や学生...
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読みきり!プチ官能小説「私の想い出」 文/奈良あひる

保育士として働きはじめて2年目の夏、園児を迎えに来た父親と男女の関係になりました。その子にとっては父親ですが、私にとっては男性。素敵な奥さんの顔を知っているとしても。あの日は少し疲れていた。そのときにかけてくれた言葉が沁みたのです。町で声...
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連続プチロマン小説「女が電話に出ない時」最終話

再び携帯のベルが鳴ったのだ。男からだった。愛子のキケンを察知して電話をかけてきたのだろうか。愛子は我にかえったかどうかはわからなかったが、電源を切り、首に手を回しキスの続きに入った。勝ったと思った。何に勝ったのかはわからないが、とにかく勝...
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連続プチロマン小説「女が電話に出ない時」第3話

自然を求めたふたり 着いたのは神田川の川沿いのベンチ。人気もなく、ゆっくり川は流れ、ゆっくり流れ、緑が揺れている。全くの冷静を装っていたが、ファミレスにいたときから気になって気になって…。顔をこちらへ向かせ、唇を重ねた。この瞬間はか...
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連載プチロマン小説「女が電話に出ない時」第2話

その時電話が鳴った。 女は携帯に目をやると、誰からの着信かを確認して、携帯を男に手渡した 女「出て」男「え、、、」 それは母国の男だという。 電話の向こうでは異国の言葉で何かを必死に話している。こちらが不思...
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