すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「雨の道の駅のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年 9月 道の駅つる
俳句
雨降れど
雨具を着れば
晴れ同然
解説
小さい頃はカッパを使っていた。いつからかカッパというものを使わなくなった。バイクに乗るようになってカッパを...
俳句
すーじーぐぁー 
すーじーぐぁー 田中屋の旅情俳句エッセイ「安江バラパンのすーじーぐぁー」田中宏明
２０２４年 夏 バラパン 安江店
俳句
帰り道
財布なくして
パンと水
解説
高速道路で財布を落としたことがある。
何も買えない状況で、バイクのカバンに入っていたのは、バラパンと積...
すーじーぐぁー 田中屋の旅情俳句エッセイ「直江津船見公園のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年夏 船見公園
俳句
ホントはね
教えたくない
旅の途中
解説
無料駐車場があって、トイレもあって誰もいない海
テントだって張れる。こんなとこなかなかないん...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「渋滞と台風のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年 夏
関越自動車道
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俳句
渋滞は
気軽いついた
嘘みたい
解説
台風はいつの間にかスマホの予報から消えていた。熱帯低気圧にかわっ...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「下北沢コインシャワーのすーじーぐぁー」田中宏明
2024年夏 下北沢
俳句（田中屋式短歌５７５７５）
人生で
最初で最後の
今シャワー
湯が出なくとも
笑ってら
解説
３０歳まで風呂なしアパートに住んでいて、お...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「松任谷由実を持ち帰るすーじーぐぁー」作/田中宏明
2024年８月 相模大野 アンジー
短歌
薄暗い
店で輝く
姫の声
こんな歌かと
夜のアパート
解説
外でいい曲に出逢ったと浮かれて、その音源を入手すると、そんな...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「高速道路PAのすーじーぐぁー」田中宏明
2024年 夏 関越自動車道PA
俳句
休憩と
パーキンエリアに
椅子もなく
俳句ひねれば
「広げないで」と
解説
高速道路のパーキングエリアに椅子がほとんどないとこ...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「思い出せない俳句のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年 夏 直江津
俳句
盆俳句
思い出せずは
どこへいく
解説
盆に限らず直江津へいきお墓参りにいく。そこで不意に思いついてすぐ忘れていった俳句はどこへいってしまったのだろ...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「お墓参りの田舎道のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年８月 安塚須川
俳句
過疎化でも
信号機増える
七不思議
解説
小さい頃信号の少なさが魅力だった。ずっと停まらないで走れる。
だいぶ空き家の増えた町への信号が増えている。
...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「長岡喫茶モカのすーじーぐぁー」作/田中宏明
2024年８月 盆 長岡 喫茶モカ
短歌
食事後も
ゆっくりしてって
そんな声
都会じゃ聞けない
マスターの声
解説
横浜かどこか...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「直江津つかそばのすーじーぐぁー」作/田中宏明
2024年８月５日 直江津 塚田そば
俳句（田中屋的短歌５７５７５）
「ねぎ多目」
「あいよ」と応える
日常よ
銀座じゃネギ増し
有料化
解説
天ぷらそば ３５０円
...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「夏の虫川大杉のすーじーぐぁー」
2024年８月２日 虫川大杉駅
俳句（田中屋的短歌５７５７５）
虫川で
何のチャイムか
２０年
聞けば幾度と
駅ひとり
解説
あのチャイムは何のためにあるのか、も...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「抜かれるからこそ車が見れる景色」たなか宏明
２０２４年８月
俳句
追い抜かれ
粋な追い越し
関越道
ナンバーイメージ
あの町は
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「御徒町 純喫茶丘のすーじーぐぁー」田中宏明
２０２４年７月 上野 御徒町
俳句
自営業
やめちまったか
純喫茶
季語
そんなもんいらねぇよ
解説
もうきっとやっていない喫茶店
いつもこんな姿である。
賃貸だ...
すーじーぐぁー 田中屋の俳句エッセイ「渋谷センター街のすーじーぐぁー」田中宏明
2024年 渋谷
俳句
こんなビル
あったかどうか
センター街
町より人の
うつりゆき
解説
昭島に住んでいる頃、渋谷という都会にしびれた。相模原に住んでいる今、やはりしびれ...