日刊!田中屋スポーツ新聞 9/5(金)「堀江貴文と炬燵記事 レイザーラモンRGと表現の規制」 

夕刻コラム(社説盤)
夕刻コラム(社説盤) 夕刻日誌 外食記録と日記

夕刻日誌「表現の規制の恐ろしさと伝達エラー」作/田中宏明

表現とは
例えば言葉のことで言うと、自分の言葉で伝えようとしなければほとんど0点だ。

Aという言葉があって、それが誰が決めたかわからないが放送禁止用語だとか差別的用語だとして、使うにはよくないとされて

あの人はAだと伝えたい場合

そのAという言葉が使えないので、「あの人は変わった人だ」と表現したとしよう。

そうなると、伝えたい内容と変わってきてしまう。
その情報をもとに、また他の誰かが何かを判断した場合、取り返しのつかないことが起きるかもしれない。

そんなとき、「おい、あのひとは変わった人どころではなく、Aじゃないか!」なんて言っても、Aという言葉を使うことはよくないと決めた または雰囲気づくりをしたことが悪いということになる。

誰かの言葉の表現を規制することは、茶々であり、物事を回していく子に関して、足を引っ張っているということになる。

これは自分だけ幸せになりたい人にありがちだ。

自分だけ幸せになりたい人のあるある早く言いたいよ。

最近レイザーラモンRGのあるある早く言いたいよのネタを思い出し、ニヤニヤしている。
そこで、自分だけ幸せになりたい人のあるあるを考えていたらこれを思いついたのである。

夕刻コラム「よくある炬燵記事の珍しいパターン」

ホリエモンがピシャリと何を言ったか タイトルに書いちゃうというのは珍しい。

ホリエモン“子供が野菜食べない”と悩む親をピシャリ「お前がまずい野菜を無理やり食わせてるからだろ笑」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
 実業家・堀江貴文氏(52)が3日までに公式X(旧ツイッター)を更新し、子供が野菜を食べないと悩む親に物申した。  子供が野菜を食べないと悩むユーザーに、堀江氏は「不味い野菜を無理やり食わせてるか

タイトルは「ピシャリ」で止めて、なんて言ったのかなとクリックさせるのがこの頃のパターンだと思うのですが、そこはタイトルで書いちゃっているので、もう取材あるのかと思えば結局、その先は何もなくて、SNSのコメント紹介で終わるという炬燵記事。
僕はまんまと開いてしまった。

取材がある記事なのかと。

田中屋のシティスナップ「渋谷駅東急前の浴衣の女」撮影/田中宏明

渋谷スナップ

=シティスナップ=町と時代と女のスリーショット。  

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青春の街を歩きながら15分~45分ぐらいいただければと思います。 

ちょっと記念になりますよ。 

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連続小説「女の風景写真」第8話 作/奈良あひる

第8話

由紀子は、夜の静けさを待つようになっていた。
昼間、台所の流しにたまった皿を片づける手を止めると、ふと頭の中に「日記」のことがよぎる。あの夜から自分が書きつけてきた文章。どこまでが記録で、どこからが願望なのか、自分でも判然としない。けれどそれがあることで、彼と過ごした時間は確かなものとして留められていた。

喫茶店で相席になった男と二度目に会ったのは、思ったより早かった。店内に流れるジャズの音に紛れるようにして、彼は「この前の続き、聞かせてください」と笑った。由紀子は一瞬、胸の奥を見透かされたようで息を呑んだ。

「続きなんて、たいしたことじゃありません」
と、とりつくろう声が出た。だが、心のどこかで期待している自分もいた。

ノートパソコンの画面には、昨夜打ち込んだばかりの文章が開かれている。彼女は、ほんの数行だけを見せるようにスクロールを止めた。
《彼の指が背中をなぞったとき、わたしはもう、逃げられないと悟った》

文字を追う彼の目に、由紀子はわずかな熱を感じた。
「これは……」
「ただの物語よ。主人公は、私じゃない」

自分でも驚くほど落ち着いた声が出た。しかし胸の内では、赤裸々な記録を他人に覗かせた昂ぶりが、密かに熱を帯びていた。

彼は「物語」という言葉を面白がるように笑った。
「じゃあ、その主人公はこれからどうなるんでしょうね」

問いかけに、由紀子は視線を落とした。答えを知りたいのはむしろ自分の方だった。どこへ行き着くのか、何を得て、何を失うのか。

喫茶店を出るころには、外は暮れかけていた。風が頬をかすめる。由紀子は歩きながら、自分の心に生じた新しい欲を確かめていた。
――誰かに読まれたい。
それは秘密の共有ではなく、物語の行方を共に見届ける伴走者を求める気持ちに似ていた。

彼に匂わせた数行は、ほんの入り口にすぎない。次はどこまでを見せるのか。由紀子は、その危うさに酔うような胸の高鳴りを覚えていた。

つづく

編集者 田中宏明

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。  

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。  
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集  
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中! 

出演ラジオ 第96 回 

第96回!「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」ヨーグルト田中とDJシューカイ

田中屋のシティスナップ 

田中屋のシティスナップ 旅情俳句前夜「雨に濡れる高田馬場の女」撮影/田中宏明 #サーファー #shorts #zine 

田中屋のロード俳句 

田中屋のロード俳句「赤羽 桐ケ丘商店街」作/田中宏明 #サイドカー #ZINE #わけありな女 #shorts #シティスナップ 

井の頭Pastoral 

シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」第210巻「湘南女優」モデル:青木祥子 #shorts #ZINE

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