=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
横須賀へいくのは電車でもバイクでも時間がかかるものだ。
リビン横須賀アルトピアーノショップでTシャツを引き換えるという半年越しミッションを終えた。バイク置き場を探していると猿島が見えた。
俳句
置き場探し 探していない 野宿スポット
👇
置き場探し 迷って見つかる 野宿スポット
季語ぬき
トッピング短歌
・駐輪場ある うみかぜパーク
・検索で出ない 知の財産
解説
リビンという商業施設のバイク駐車場を探していたら、猿島のよく見える海が見えた。それにひかれて歩いていくと海の近くに公園のバイク置き場があった。そこには芝生があって、なんて野宿スポットにいいのだろう。グーグルマップには出てこない公衆トイレもあった。
このあと、予定していた野宿スポットを探しに行く予定だったが、それが適さなければここでいい。
何か別のことをやっていて、別の目的が達成することはよくある。


作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第89回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
わけありの女