=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘン短篇小説へようこそ
あらすじ(つづき)
湘南から国道134号を突っ走り、曽我ガーデンに着いた。
景色は少しづつ移り変わっていく。
いままでなかったものがあったり、あったものがなかったり。
俳句
席ふたつ COFFEEひとつで 純喫茶
場所語:曽我ガーデン
解説
喫茶に必要なのは、COFFEEと席二つ(二人)であり、テーブルはそのあとなのである。それさえあればどこでも喫茶店になる。ここは農園の喫茶店。
メルヘン解釈
今自分に目の前にある姿以外はなかなか自分のものにはならないのである。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
ラジオ
*田中屋の原稿再生工場*
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