日常はエッセイにするとちょっとメルヘン。卒論のネタとスナックのママの話題のネツマミとは似たようなものだ。デートにも使える話題のネタを紹介。満員電車の脳内暇つぶしにも。
バスケットレクイエム
子どももいれば麻溝公園へいったりもする。動物がいる所がいい。餌をあげたりもできる。
グラウンドもあったりして。
バスケのコートがある。
中学生かな、バスケをやってる人がいてさ。スリーオンスリーかな。それはいいんだけど。
スリーポイントシュートを打ったとき、相手方チームが「入らない入らない」って叫ぶんだよね。気持ちわりーっておもったね。
そりゃ、入らないでとは思うものだよ。僕がサッカーをやっているときもそうだったよ。それでもそれを口に出していっちゃうなよと思ったのだよ。
今の普通はそれなのかな。それとも、僕が中学の時代もそんなことを言い合ってたのか。
もしそうだとしたら、そういう人にはなってもらいたくないという意味で、バスケはやらせたくないね。子どもに見せたくないというものをはじめて見たような気がする。
もし相模原原点文化だとしたら、幻滅だ。
みっともないからやめたほうがいいな。
それをきっかけに子どもに見せたくないものってなんだろうなんて考えたりしたね。
それで思い出したのは、腐った音楽シーンだななんて思いました。しかし、僕がみていた音楽シーンというものはまったくくさってはいなかったんだよね。おかしかったのは僕の方だったんだ。
なので、見せたくないものなんてないのかもしれない。そうやって、遠ざけてはいけないような。
いやいやいや、
このバスケの「はいらない、はいらない」はやっぱり見せたくないな。
僕はバスケと言えば、スラムダンクしか知らない。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
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