真っ黒いサングラスをかけたなら、その世界は白黒になるのかと思っていた。
自転車やバイクに乗るとき、眩しさの関係で僕もサングラスを掛けることがあるんですよね。
レイバンのサングラスとか買ったな、タモリに憧れて。
実際は一瞬白黒に写ったようで、やっぱりカラーなのであり、だんだん完全にCOLORになるのである。
ピンクのサングラスをかけてもやっぱりはじめはピンクに染まり、なんか映画でも見ているような気になるのだが、やっぱりだんだん普通の色になるのだ。色付きのサングラスをかけていることをわすれるぐらい。
結局慣れなのです。
ちょっと昔テレビで見た話を思い出した。
左右が反転して見えるメガネのようなもの(装置)をつけて歩けるか実験してみるみたいなやつ。
はじめは「こいわ こわい」言って、歩けないのだが、だんだん普通になっていくというもの。
そしたら、反転などそもそもしていない感覚であるけるのだ。
つまり実際というものは何なのだかわからない。
そのあと上下反転の左右反転で実験しても結局慣れれば普通なのである。
反転も何もなくなるというもの。
※因みに字の反転まではふつう見えるというものではありません。字は字として記憶されているので。
結局人間というものは、「慣れ」に支配されているのだと思います。
これは大変大事な能力です。生きていくのは不可欠であります。
逆にうーんいくつになってもなれないものといえばなんだろう。
あ、あれ、話にオチを求めるお笑い好き(関西と限定しません)と、京都で生まれたことだけで食べていこうとする人(そんな人いるの?)ですね。
文/田中宏明
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