青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第21話 作/奈良あひる

短篇小説
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第21話

加恵はふと思い出した。私ってなんか聞いていたかもしれない。自分が興奮するために。

昨夜のこと

加恵「ねぇ、、、」

浅田「何?」

浅田はやさしく答える

加恵「さっき一緒にいた人はどなた?」

浅田「それ聞きたい?」

加恵「うん」

浅田「なんで聞きたいの?」

加恵「興奮するの、きっと。その人が誰か知ると」 浅田「お、そういうのわかるんだ」

浅田は感心した様子だった。 加恵はどんなこが聞けるのは楽しみだった。 そして、自分の股の間がどんどん熱くなるのがわかった。

浅田「あの子はフォロワーさんだよ、Twitterの。僕の投稿をみて、連絡をくれたんだ」

加恵「そうなんだ」

浅田「興奮した?」

加恵「うん」

加恵は少し背の高い、浅田の首を引き寄せ、キスをした。 さっき見かけた女の子はきれいな体をしていた。ちょっと嫉妬するぐらい。加恵は浅田の手をとって自分の胸にあてた。

浅田は膝を付き、加恵のスカートの中へと潜り込んでいった。 両手でおしりを揉みながら、太ももを舌がはわせる。 加恵はスカートの中は蜜の匂いで一杯になっているのかと思うとたまらない気分になった。

浅田はその子にもこうしたのだろうか。私への攻めはまったく別なのか気になったりもした。

加恵「その子とは何回もあってるの?」

浅田「いや、今日はじめてだよ」

加恵「気持ちよかった?」

浅田「…」

今まで何をきかれてもさらっと答えてきた浅田だったが、この質問は間をおいた。

浅田「我慢できない」

私の暑くなっている部分の手はとめず、スカートの中から顔を出した浅田は、私のワンピースをさらっと脱がせてしまった。加恵は、あっという間にブラとショーツだけの姿になっていた。

加恵ははやくこの下着も脱がされてしまいたかった。はっきりいって脱がされるためにつけた下着だった。

目を閉じた加恵は、すべて浅田に捧げられる気持ちだった。 来た。 浅田はブラのホックを外した。

作/奈良あひる

1990年生まれ 渋谷のOL

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