雪が降るとブレーカーが落ちる。雨では大丈夫なのに。
それは、やはり、漏電は起きたと言えます。
雪…
都市伝説
どこで漏電はおきなのか…
ミステリーである。
ビルのブレーカーから、店舗のブレーカーまではすべて屋内を通るため、雪は関係ない。
外にあるものを探す。
店内でスイッチを入れ、外で動いている電化製品。
それはエアコンである。エアコンの室外機。
まてまて、いままで雨が降っても漏電なんて起きなかったよ。
外は雪。
雪と雨は別物なのである。
エアコンの室外機は、電気の接続部分は当然雨が降っても当たらないように作ってある。
しかし雪である。雨とは違うのだ。
雪は、粉のように舞って、室外機のトラップを突破して、中に入ってから水になる。
舞うのである。高床式創庫のねずみがえしを突破するのです。
そして、店内の漏電ブレーカーより先にビル側の漏電ブレーカーが落ちたのかというと、感度の差である。
店内に30Aのブレーカーがビル側は40Aなのになぜ、40Aのブレーカーが先に落ちるのか。これもひとつのミステリーである。
漏電は、容量オーバーとは別物なのだ。容量オーバーであれば、店内ブレーカーが先に落ちる。
しかし、漏電はそれとは別、漏電の察知の感度なのである。
その関係で、ビル側のブレーカーが先に落ちたのだ。
ここから、雪が降ると漏電するという都市伝説が生まれたと言います。
信じたいあなたの背中を押して差し上げましょう。
文・写真/田中Mint