日曜日は「普通の日記」

外食記録と日記
外食記録と日記

引っ越す先の家が見つからない。

なんとなくいいのはあるけど、決めきらない。今まで、4回部屋を借りていて、はじめの3個は一部屋しか見ずに「ここでOK!」という物件に出逢い即決している。4個目だけ、同じ日に2件見て決めている。それが今住んでいるアパート。

そして今4件見ているけど引っ越し先が決めきらないのである。賃貸か買うかの違いはあるのかもしれないけど。

なんかモヤモヤですね、このところ。

引っ越さなくてもいいさ

直感的にいいのがなければ今のまま住み続けてもいいさ、気にするな、みたいな考え方もあるのだけど、なんとなく今は“時期”と感じていて、動いちゃいたい気持ちが大きい。

少し理屈的に言うと、今金利も安いみたいだし、会社員のうちに、つまり借りれるうちに買っちゃいたいみたいなところがある。みんな先のことはわからない。どうせ生きていくなら、家賃がかかるので、家賃だと思って、ローンを払えばいい、早く買っちまった方がいいのではないかと考えて。

借りれない状態になったら、家族が不安に思うのではないかと。

でも、なんとなくいい物件ない。ないというか、いいと思った物件の指値がまとまらなかっただけなので、お金をつぎ込めばいいだけの話だけど。

柱:吉祥寺に向かうバスの中
○僕はとなりに座る妻に話かける

僕「そういえば、さっき別のカフェに移動するとき、歩きながら話す瞬間があってさ、「子供できたの?」って聞かれたよ、それで、「そうなんだ」って答えてさ「そっちは?」と聞くと「まだ」だって」
僕「そしたら、「一応検査したけど二人とも問題はないということにはなってるんだけどね」って」
妻「そう、わたしは二人が注文しに行ってるとき、奥さんの方に聞かれたよ「今何ヵ月?」って、それで、旦那さんが席に来たらさらっと話題変えてた」
僕「子供ほしい気持ち強いんだぁ、きっと。そういう二人にはできてほしいよね。こればっかりはなかなか運の部分も大きいと思うけど」
妻「そうね、できてほしいね、そういう人の子供は幸せだよ」
僕「33歳で結婚したって言ってたよね、今の俺たちの、ここ最近の引っ越す先が決まらないなんてモヤモヤは、ちっぽけすぎるな」
妻「そうね、生まれて来るようにねがってる」
僕「そうだね」

○バスが吉祥寺駅北口に停車する
バスを降りてあたりを見渡す

僕「人多いなぁ。寅さんでも借りて帰るか」
つづく

世の中にはいろいろなモヤモヤがあって


今自分のモヤモヤのスケールはどの程度のものなのか。
だいたい大したことないのかもしれないけど、
それは話してみて、わかることなのである。
喫茶店でコーヒーでも飲みながら。

文・写真/田中宏明

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