月曜日は田中屋の夕刻日誌「奇跡の共演ベスト3」

夕刻日誌
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普段は別の場所にいる者が、同時に人の前に現れることで、
夢を感じたものだった。

第3位 ドラゴンボールの悟空とアラレちゃん

当時はジャンプを読むような年齢でもなく、水曜19時からのドラゴンボールのアニメ放送は待ち遠しく、30分という放送時間はとてもはやく過ぎていくものでした。

悟空が何かのきっかけでペンギン村にたどり着きアラレちゃん登場人物とのやりとりが行われるのです。

世界各地でそれぞれのドラマがあり、また世界は繋がっているんだということを表しているようで、子供の頃これから先の未来が楽しみになるようでした。
また、It’s a small world、世界はひとつ、みんな友達を感じさせてくれました。
今でいう神回ですね。同じ作者だったりするので実現したのかもしれませんが、子供たちには大人のしがらみなしに、アニメの中でのほんのひとときでも夢が実現していってほしいと思います。

そういえば、ファミコンジャンプってありましたね。あれも奇跡の共演。コナミワイワイワールドも。そういえば、We are the worldの影響なんかがあったのかもしれませんね。

第2位 蝶野正洋 VS 三沢光晴


僕は1990年頃からプロレスを観ております。そのときはプロレス団体がメジャー2団体として、ひとつが新日本プロレス、ひとつが全日本プロレスでした。ちなみに、WAR、FMW、UWFというのがマイナー団体としてありました。
テレ朝の新日本、日テレの全日本は絶大な人気があり、人気を2分しており、それぞれ猪木馬場のスタイルを継承したまま、一切交わることはなく、お互いの団体について語ることもありませんでした。
対抗戦をしたらどっちが勝つのか、その実現はファンの夢でありました。
僕は新日本プロレスのファンでしたので、新日本が勝つと疑いませんでした。

このとき三沢は全日本プロレスを退団しており、三沢率いるプロレスリングノアとしての試合でした。全日本プロレスとしての三沢ではありませんが、お互いまだ現役バリバリの年齢でしたので、僕ら世代としては夢のような絵となりました。

新日本プロレスのマットで実現したこの試合は、30分時間切れ引き分けとなりました。
三沢は、選手であり経営者でもありますので、このとき、新日本プロレス参戦は、

メリットがあると踏んだのかもしれません。それは、本人だけでなく、他の所属選手にとっても。そして、さらにノアが盛り上がれば、選手の年俸もよくなると。言い方を変えれば、ノア所属選手を食べさせていかなければならないという想いも当時勝手に感じました。
それは、尾崎豊が結婚して、子供もできて、個人事務所を経営するようになって、はじめてテレビの歌番組に出るなど、自分だけではなく、誰かを守るためという父親心みたいなものにもみえました。

第1位 古畑任三郎 VS イチロー


どうやって、話を持っていったのか。そしてどのポイントでイチローはOKしたのか。番組の内容よりそれが一番知りたいところでした。
思い付くことがあって、それを実現にむけて動き出すことが、生きるためにはものすごく大事なことと思います。

何かを作ること、面白いものをつくること。
思い付く人がいて、話を持ちかける人がいて、それをまたおもしろいと理解する人がいて、やっとできます。
それらがつまっていたと思います。
どうイチローを出演させたのか。
やっぱりテレビってすごいんだな。

P.S.
次点として

ジゴマ VS 魔天朗


です。

どういうわけか知名度少なすぎるので、今回は割愛w

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