田中屋の萌える八王子を歩く
電車で町田に行き、横浜線で横浜に行こうかと思ったが、八王子に行ってみることにした。
町田はマイ・フェイバリット「市」である。
そこでライバル格の八王子に久しぶりに行ってみたいと思ったのです。
昭島から見れば、立川と八王子が街(or町?)だった。
昭島はマチになっていないということだった。
サッカーのスパイクなんて買うのもやっぱ、立川か八王子だったんだよね。立川出れば何でもあるよ。八王子まで出ればなんでもあるよといった具合だ。
ただ、八王子は新宿との間にないので、行く機会はだいぶ少ない。
今回八王子に降りてやっぱり、昭島から見てマチであった。どこがマチなのかというと、通勤通学以外の人がいること。結局それだけ。僕も用もないのに八王子に行ったりする。これはマチの魅力なのだ。
ちなみに駅前の構造は高崎に似てる。駅前開発して歩道橋?空中歩道デッキ?(呼び方がわからん)w作るとみんなあのパターンになるんだね。立川もそう。
町田の北口も。
貫禄あるのは、やっぱり藤沢駅の南口だな。あのスタイルは僕が知ってから変わっていない。
しかし、基本的には反対気味である。
マチは見下ろすものではなく、溶け込むものだからである。
浜崎あゆみ A-nation トリ

浜崎あゆみはいつからかメディア露出が減って、そのままフェイドで活動を終わらせて行くのかと思った。
90年代後半からながらく君臨し続けていて、90年代中盤(音楽でのブレイク前)にはドラマにも出ていた。
いま、90年代に活躍していた人がどんどん活動をやめていく中で、このイベントに出続けているのはかっこいい。
安室奈美恵もグローブももういない。
いるのは、華原朋美と浜崎だ。あとMax。
スピードももういないし。
戦い続けている人はかっこいいと思う。浜崎あゆみのライブはどこかのタイミングで行きたい。相模原こないかなぁ。もちろんバンド演奏で。
田中屋のシティスナップ「江の島の女」

「江の島表参道の女」撮影/田中宏明
連載小説「女の風景写真」第4話 作/奈良あひる

朝、薄いカーテンの隙間から光が差し込み、部屋は白くけぶっていた。
シーツの中で目を覚ました由紀子は、一瞬ここがどこなのか分からなかった。昨夜のことが夢の続きのように遠く思えたが、隣に寝息を立てる佐川の輪郭を見て、すべてが現実だったことを思い知らされた。
身体の奥に残る熱の余韻が、妙に生々しく意識に浮かび上がる。喉が渇き、そっと起き上がると、シーツが脚に絡みつき、昨夜の痕跡を隠そうともしない。鏡に映った自分の顔は、どこか見知らぬ女のようだった。
「……もう行かなくちゃ」
呟いた声に、佐川が目を開けた。
「少し、まだ……」
眠たげな声に、由紀子の胸は一瞬揺れたが、すぐに首を横に振った。
「子どもを迎えに行かなきゃ。――遅れたら困るの」
佐川は何も言わなかった。ただ、ベッドの上から彼女を見つめていた。その視線を背に受けながら、由紀子は昨夜とは別の服を着るような気持ちで、乱れた衣服を整えた。
チェックアウトを済ませ、外に出ると、雨はすっかり上がっていた。アスファルトにはまだ水たまりが残り、朝の光を反射して眩しかった。
バイクに跨がり、エンジンをかける。震える車体に身を預けると、胸の奥に重い石のようなものが沈んでいった。後悔か、それとも満たされた証なのか、自分でも分からない。
家へ戻れば、いつもの日常が待っている。夫と子ども、台所、洗濯物。どれも当たり前で、欠けてはならないものだ。
だが、由紀子は知ってしまった。そこから一歩外れると、全く違う自分が顔を出すことを。
アクセルをひねると、風が頬を打った。痛みと冷たさが入り交じり、それがかえって心地よかった。
――昨夜のことは、誰にも話さない。
そう決めながら、由紀子はハンドルを強く握りしめた。
おしまい
=ライブのおしらせ=
BerryBerryBreakfast現場ラジオLive
9月7日 南林間チャンドラ・スーリヤ
17:30スタート
オールデイズ直江津Radioモーニングから
ラジオドラマ「わけありキャバレー」と歌の世界をお届けします。
脚本・歌・出演/田中宏明
編集者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第96
回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女