交通事故はたびたび起きる。そりゃ、子供がひかれたら、どんな状況であろうと親は、車の運転手テメーコノヤロー!となる。それはわかるのですが。
ニュースで見ただけの僕らというのは、実際どういう状況だったのだろうかと考えるのです。自分が車やバイクを乗っている立場であったり、歩行者の立場であったり、その立場で考える。
まぁ、実際どうだったかなんてわかるわけないんですけどね。
僕ら世代が小さい頃から、ひょっとしたら今よりもっと交通事故は多かったのかもしれませんが、親によく言われたものだ。
子供「行ってきます」
親「車に気を付けるのよ」
「行ってきます」の返しは「行ってらっしゃい」ではないのだ。
親から言われた事は、
「右見て左みて また右を見て 車が来てなかったら行け」と言われてきた。歩行者信号が青だからと行っても、信号無視してくるイカれた車はあると教えられてきた。(教えA)
こういう言い方には問題があるかもしれないが、信号無視で突っ込んでくる車があることは、みんなもともとわかっていたということなのだ。
なのでそれについて文句を言ってもしょうがなくて、どう回避するかが大事だということ。
車にひかれた人というのは、それ(教えA)をやっていたのか、やっていなかったのかは、知りたいところなのだ。
※ここでは交通事故を起こした人が悪い悪くないという論ではなくて。
ニュースなどで、家族を失くした人が、裁判で争っている姿(姿A)を見ることがあるが、その人は、そのこと(教えA)をちゃんと教えていたのかというのは知りたいところである。
そうでないと、「青だから横断した」だけでははっきりいって弱いのである。
同じ横断歩道での事故だとしても、事故に遭わないひと、怪我するひと、亡くなる人がいるのである。そこには何か差があるとしか考えられない。
姿Aは、教えAを子供たちに教えもしないで騒いでいると、とられかねないのである。