官能小説

短篇小説

青春プチ官能小説 「振り向いてキス」 作/奈良あひる

渋谷の町が好き。 人がいっぱいいる。人がいっぱいいれば、私ひとり何したって関係ない。誰にも関係ない自分になれる。 SNSでの出逢い Twitterで少し話をした人と会ってみることにした。会ってみる...
短篇小説

プチロマン小説
「振り向かせてキス」
作/奈良あひる

ホテルに入ったらまず大きな鏡の前に立つ荷物だけ下ろした姿でいい。コートなど来ている季節であれば着ていていい。 そして二人で写真を撮る。これからしますって顔がいい。ここで1枚だけ脱がす。 思えばメッセージを交わしているときからコ...
短篇小説

青春プチロマン小説「優依華のみやげ話」
作/奈良あひる

脚本×エッセイ ○地下鉄の階段、たくさんの人 ト書き:達哉、地下鉄の階段を昇る。人が行き交う新宿。出口でたたずむ。達哉「ここも新宿三丁目駅になるのかぁ」 登場人物 達哉 :好きな電気屋はビックカメラ、37歳優依華(...
短篇小説

青春プチロマン小説 「私は商社の女、本日、半ドン出勤」作/奈良あひる            

その後、有楽町交通会館の喫茶店で読みかけの本を読んでいた。どうも全然展開が乏しい。全然集中できない、それでもよかった、今日の出来事は、本がメインではない。 私はある男へラインを送った。出逢ってもう3年、私の事を好きだ...
短篇小説

青春プチロマン小説「恋の省略」

作/奈良あひる 柱:電車に揺られる。窓の外は夕暮れ 僕は今日も仕事にならない時間を過ごしている。何かおもしろいネタが降ってくるわけでもなく、寝るにも寝れない疲れ具合。 ネタ作りの為といえば、なんで...
短篇小説

プチロマン小説
「時事ネタ」作/奈良あひる

謎のウィルスが世の中を騒がせている。飛沫によって感染するという噂。飛沫という言葉は、このタイミングではじめて知った。 感染者の吐いたツバがかかって死んだ人がいるという、嘘かホントかわからない話もある。 キスがこわいキスができな...
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読みきり!プチ官能小説「私の想い出」 文/奈良あひる

保育士として働きはじめて2年目の夏、園児を迎えに来た父親と男女の関係になりました。その子にとっては父親ですが、私にとっては男性。素敵な奥さんの顔を知っているとしても。あの日は少し疲れていた。そのときにかけてくれた言葉が沁みたのです。町で声...
短篇小説

連載プチロマン小説「女が電話に出ない時」第2話

その時電話が鳴った。 女は携帯に目をやると、誰からの着信かを確認して、携帯を男に手渡した 女「出て」男「え、、、」 それは母国の男だという。 電話の向こうでは異国の言葉で何かを必死に話している。こちらが不思...
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土曜日の夜は短編小説 連載「プチロマン小説」女が電話に出ない時 第1話

プチロマン小説 予算の都合上住みたい町より一駅離れた町に住みはじめた。そんな一駅を埋める短編小説。 お楽しみください。 連載プチロマン小説   “女が電話に出ない時” 少年雑記盤       作/奈良あひ...
短篇小説

土曜の夜は短篇小説(読み切りor連載)

プチロマン小説 住みたい駅には、予算の都合上住めなかった。その一駅を人知れず埋める、少年雑記的短編小説。お楽しみください 読み切り プチロマン小説「恋の紹介人」作/奈良あひる絵/田中ひろあき ロイ...
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