=夕刻日誌=日常はエッセイにするとちょっとメルヘン。卒論のネタとスナックのママの話題のツマミとは似たようなものだ。デートにも使える話題のネタを紹介。満員電車の脳内暇つぶしにも。
トイレに防犯カメラ
この後長く電車に乗るというときは、トレに行っておく。小田急線には車内にトイレはない。中央線だってなかったんだけど、いつの間にかできていた。
トイレに入ったらなんと!
トイレ内に防犯カメラが設置してあるという貼り紙があったのだ。ここ最近のことだ。さらに、不審な動きがあったら即刻通報という内容だった。
トイレ内に防犯カメラっていいの?wというのがはじめの印象。撮影してますがそれでもよろしけれお使いください。これは女子もそうなのだろうか。ていうか、これ本当にいいの?ぼくはしましたけど。
カメラはどこだなんて探したりしました。
その張り紙を写真撮ろうかと思ったのですが、トイレ内で写真を撮ることもマナー的になということもあるし、トイレで写真捕ったことが不審者扱いで通報になるかもしれない。まぁその施設は嫌だったら使うなという姿勢なわけですが。
これは異常なことだ。
これを整理すると、これは張り紙だけで、実際は設置していないというのがひとつの作戦なのかもしれないと考えます。トイレに防犯カメラはちょっと悪い意味での変態ですね。
その貼り紙によりいたずら等を抑止するための。
「トイレに貼り紙なんて、この変態野郎が!」って苦情が来ても、「すいません実際はカメラはないんです」なんてやりとりが落とし所なのかもしれません。
廊下など共用部でその作戦はありだと思います。実際は設置してない。または、ダミーカメラが設置してある。
しかしどうしても、トイレにカメラという発想はどうしても馴染めないですね。
その施設は、私立ち施設は、変態ですって言っているようなもので。それなら実際、私達は変態ですって言ってもらいたいです。
これって目的は何なんですかね。
小を便器から外したら通報とかになるんですかね。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送