2024年 夏 関越自動車道PA
俳句
ひと休み 疑われ立つ テント泊
解説
高速道路のパーキングエリアに椅子がほとんどないところがる。どうやって休めというのか。
僕はキャンプ用の座椅子を持っていたので、それを使っていたら、「物を広げないでくださいね」と警備員に言われた。警備員なんているんだ。
しかし、椅子を用意してあげたらいいのではないかと思う。ものすごい金額をとっているのだから。立ちながら買ったお弁当を食べている家族もいる。
ちなみに、PAでテントを張ったりする人がるらしい。それはだめらしい。
メルヘン解釈
その警備員は本物なのかはわからない。コスプレかもしれない。
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送