田中屋の夕刻日誌「高速SAで立ち蕎麦が食べたい」

夕刻日誌
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高速道路ののサービスエリアはおもしろい

食堂があって、休憩スペースがあって、おみやげがあって、これからどこかへでかける家族や子どもたちがはしゃいでいる。
「あれ食べたい!」「これ買ってー」
芝生なんてあったりして、お弁当食べている人もいる。

車やバイクで運転してきている僕らは、ずっと座っているわけなので、寝転がりたくもなる。なので、簡単なシートとか持ってくればよかったと思う。
次からは持っていこうと思っている。これはちょっとしたコツのように思う。後世に伝えなければ。

楽しい気分はいいのだが、上里サービスエリアなど結構混んでいて、パッと食べれないこともある。
そんなとき思うのはやはり立ち蕎麦屋の存在である。

ゆっくりしていると、目的地まで遅れるし、蕎麦は冬温かく、夏すずしい。
そして、高速をバイクで走っていて思ったことは、休憩は立ちたいのである。背筋をのばして立ちたいの。

なんと!
ここでは、立ち蕎麦屋の椅子がないなんてのは、欠点でもなんでもないのである。ドライバーはみんな座っていたのだ、運転中。

最高の休憩じゃないか。
短所も長所に!

さらに、バイクの見えるそばに掘っ立て小屋の立ち蕎麦コーナーなんてあったら最高だね。

バイカー同士の話もはずむってもんさ。

でも、サービスエリアに立ち蕎麦屋を見たことがないんですよね。

おっけ、いつかやろう、移動販売者かなんかで、高速で立ち蕎麦屋。

文/田中宏明

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