田中屋の夕刻日誌「卒論!久しぶりの外食から導きだされる結論」田中宏明

夕刻日誌
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夕刻日誌

=夕刻日誌=卒論のネタとスナックのママの話題のネツマミとは似たようなものだ。デートにも使える話題のネタを紹介。満員電車の脳内暇つぶしにも。

ランチ外食〜夢中に生きること

昼休みというものはいつの時代も待ち遠しいものだ。なんたって腹減っちまってしょうがない。

高校のときは2時間目終わった5分休みで食べてたけど。

職場ではそんなわけにもいかない。ながらくお弁当を持参していたのだが、妻子供が直江津に帰ってしまって、久しぶりにランチ外食だ。

昔はランチ開拓だなんていって初めての店に入っていったりしていったけど、今はそれらを繰り返したあとで行き着いたお店にいくのが楽しみだ。

しかし、着いててみたらだよ、お店の前に。すごい値上がりしてるんだよね。ニュースなどで円安で物価高騰なんて聞いてはいたけれど、ここまでかってね。以前は650円でさ、ちょっと値上がりして750円になってたけど、今や950円!

僕がイメージしていた値上がりより遥かに値上がりしてるんだよね。こりゃ自由に使える金額は思いっきり減るわけだよ。

以前から、食べ物にお金を書けるのはもったいないんなんて思っていて、なるべくご飯を食べないで生きていけるような体作りをしていこうと思っていたのだけど。だって、ランチ1回1000円だよ、それを食べなければ、その1000円で何かできるってね。170円のガソリンをバイクにいれりゃどこまでいけるのかってね。

当時安い方の650円のお店が、950円になっているわけで、当時900円ぐらいするお店は、いまや1000円を軽く超えて、1100円1200円になってるわけ。世の中の飲食店の値上がりにまったくついていってなかった。

だけども、あんまり値上げしていないお店もあるんだよね、不思議なことに。

それが、てんやとか日高屋とかマックのハッピーセット。

そういうのを見ると、値上げはやっぱり誰かが仕掛けた罠で、それに付き合ってはいけないなと思うんだよね。

値上げしなくてもいいところでみんなでねあげしているようなさ。

おれはそんなのには付き合いたくないね。

やっぱりお金を落としたいのは個人商店であり、値上げに付き合わないお店だね。

そんなことを考えるとやっぱり、ご飯を食べない行き方を開発しなければならないね。

ご飯を食べないことがかっこいいとか、腹減っているのが快感だとか。

昔バイトの先輩が言ってたの思い出す。

御飯食べないでレコードにつぎ込むってのが、レコードが’好きってことで、それが夢中というものだよと。

夢中で生きるというのは、ご飯を食べないで生きること。いまハッピーセットを食べながら思い出したのである。

作者紹介

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。

◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集

◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送

出演ラジオ

第74回!「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」ヨーグルト田中とDJシューカイ 話題:「マクドナルドは家のひと部屋」「突撃!隣の定食屋さん 上越つねや食堂」

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