田中屋の夕刻細道「ほくほく線 虫川大杉にて」文/田中宏明

夕刻日誌
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ローカルは
工夫ひとつの
実行力

解説:ほくほく線には「ほくほく図書」というコーナーがある。
待ち合い室に本があって、降りた駅の本棚に返せばいいというものである。

ローカルのいいところは、思い付いたことを実行できるところである。
実行する感覚が養う気がする。


中央線でそれを思い付いても、実行されないかぁ、と提案しないだろう。現に実現されていない。都会で通るアイディアではないということだ。

都会で企画を通すには壮大なマーケティングと予算計画の上実行しなければいけない。ような気がする。
それはある意味、余計な発想は発言しない、あんまり考えて意味がないみたいな感覚につながっていってしまうかもしれない。

そういう意味では、子供には田舎の育ちがいいのかもとか思ったりもする。そういう人が、都会に乗り込んできて、なにかでかいことをやっているような。

僕が、ブログやラジオをやっているのは、企画して実行できるところがおもしろくて。なんでもいいのですが、なにかそういうものがないと考えない癖がついてしまいそうで。エンターテイメントを求める体質になってしまいそうで。

例えば、ライブに行く、スポーツの観戦、レジャー施設、映画鑑賞などなど
これらは、エンターテイメントをお金で買っているのです。お金出してるんだから楽しませてよって言わんばかりの。

それはなんかおもしろくないなぁって。たまにはいいけど。
子供の頃はお金なんて当然ない状況で、日が沈むまで遊んでいた。
それは大人になってもできるはずだ。さらにちょっとお金も使えるようになったのだからもっと幅も広げられる。

BerryBerryBreakfastのオールディズ直江津Radioは制作費0円。
今あるものでできちゃいます。
部屋の中を見渡して、目にはいったものがネタです。
あるものでいろいろできるっしょ、ってね。

話は戻って、このほくほく図書、越後湯沢・直江津がないんですよね。
ある程度大きい駅だからかもしれません。なので、直江津・虫川大杉・越後湯沢を乗り降りする僕は使ったことがないんです。駅で読むぐらい。

使ったことがないのですが、活用のヒントはもらいましたね。
誰か知らない発案・実行者 ありがとう。

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