田中屋の夕刻日誌「利権とは何か」文/田中宏明

夕刻日誌
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これって利権?と思うことがある。

なぞのウィルスのワクチンに、海外の製薬会社が採用されていて、日本のメーカーは太刀打ちできなかったのかと思ったものです。
もしかしたら、そこには国としての忖度(この言葉は、安倍総理がブレイクさせるまで知りませんでした。ただ、この感じから、この読み方が想像しづらいので、僕はあまり使いたくないのですが)というか空気読みみたいなものがあったのではないかなんてぼくらはなんとなく妄想しましたね。

利権といえば、利を得る権利である。

以前聞いたことがあるのが、バリウムです。
今は手軽に内視鏡(胃カメラ)ができるにもかかわらず、それを取り入れることもなく、会社の健康診断などで、胃の検査と言えばバリウムを使っています。おもたーい飲むヨーグルトみたいなものを飲んで、レントゲン(放射能)を浴びせまくられて、終わればそれが胃を通って出てくるなんて、なんとも体を傷つけていそうな、この検査を僕は恐れていました。
さらに、精度は胃カメラより圧倒的に悪いわけで、胃カメラで何か見つかってからでは手遅れなんてことも聞いたことがある。

下剤を飲むのもなんか気が進まないですよね。電車とかで漏らしそうになったらどうしようって。

とかなんとかいいながら、僕はバリウムはやったことあるのですが、胃カメラはやったことがないのです。胃カメラはそれはそれで、かなりの苦痛と聞いていまして、特に問題を感じていない今では、費用を出してまでやろうの思わないものです。

本当はやるべきですけど、保険入るなら検査費用にあてろなんて言葉もよく聞きます。それでも多くのひとはできないものです。

そんな、バリウムは、開発されたときに、国に対して、会社の健康診断などで採用するように働きかけることを約束されていたと聞きます。
聞くといっても都市伝説の勢いですが。

会社の健康診断で、バリウムを廃止して、胃カメラを取り入れているところもあるのでしょうか。

これは利権を感じざるをえません。

利権を感じるといっても、それが悪いことだと言いたいわけではありません。そんな歴史が面白いと思うのです。すべてのことがフェアになんていかないことぐらいもういい歳なのでわかります。

なぞのウィルスのワクチンが海外製のもので確保されたことのいきさつ。
精度が悪く、体をいためるバリウムが今も君臨しているいきさつ。

ネットをたたいても出てこない歴史みたいなものを感じるのです。

そして、僕が今疑っている利権は…

居酒屋で出てくる、鶏肉の唐揚げについてくるレモン
あのレモン、利権が絡んでいるとしか思えないのです。

絶対に使わないです。

ただ、居酒屋道を極めた風の人は、それが出てきたらさっとかけちゃうのです。
それもきっと利権が絡んでいるのです。
あとあの、ザ・テレビジョンの表紙も。
長渕剛がその利権に抵抗したことも思い出します。
ぼくも、誰かが鳥の唐揚げにレモンをかけようとしたら、勇気を出して立ち向かいたいと思います。

これも利権

見解

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