田中屋の夕刻コラム 「上島竜兵についての走り書き」

夕刻コラム(社説盤)
夕刻コラム(社説盤)

上島竜兵が死んでしまったら、ちょっとこれからがこわくなりますね。


突如どんな変化が人間に起きて、それをどう考えるかって。
上島竜兵の場合はそこで死を選んだってことでしょ。

自殺するような人

夏目漱石とか太宰治とかって、病んでるから、自殺するのもわかるような気がするんですけど。

仲間もいて、仕事もあって、お金がある人が亡くなるんだったら、それらがないひとはどうすればいいのさ。

自殺者に学ぶものはあるのか

いままで自殺する人から学ぶものはないと思って生きてきた。
なんで自殺した人の文学を学校で習うんだろうかと疑問だった。

上島竜兵(芸人)の場合

でも今回はちがって、自殺だったとしても、上島竜兵が僕に与えたかっこよさはかわらない。

だからなお、ほんとちょっとこわくなりましたね。
芸能人で自殺する人って、なんか、ありうるなって思うことが多かった。

神田沙也加など

神田沙也加とか、渡辺裕之についてもそんなふうに、自殺したとしても何かあったんだろうなと、思うところがあった。

家庭が複雑だったり、松田聖子とかもちょっとわからないですしね。

神田正輝とふたりで会見しているのは変な感じしましたよね。

でも上島の場合
そういうふうに思わない。だからこわい。誰にでも突如なにかドーンと来るのではないかと。

遺書というものがあって

遺書という文化といっていいのかわかりませんが、そういう言葉はあります。

これを書くというのは恥ずかしいことなんでしょうか。

最近自殺する人からあんまり遺書が出てきません。

言いたいことでも書きなぐって、おさらばしちまうかというながれにはならないのでしょうか。

それも生きて語れとか、ディスられるネタになってしまうのでしょうか。

家族へのことばもないのでしょうか。

それと一応遺産の扱いも。

こういうのを聞いて、やっぱりひとに優しくなきゃだめだと思うんですよね。

喋りにくい環境はきついですよね。それは上島竜兵のことというわけではなくて。

なんとか楽しく生きていきたいな。

いつか死ぬのはこわいけど。死ぬことで迷惑かけるのもつらいけど。

死なない程度にちゃらんぽらんに生きて、

なんか楽しかったなって言いたいな。

有吉よ、かっこよく笑わせてくれ。

冠婚葬祭タレントメモ

戸田恵子

文/田中宏明

BerryBerryBreakfastのワイドショーのパロディ

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