電車の中は僕の部屋
電車の中は自由
と言っても、何かを散らかしたり、場所を占有しまくるということではなく、使うのは、1枠である。そこで本を読む、携帯を見る、ネタを書く、など自由に使えるという意味です。
この頃は、当時撮った写真を携帯やカメラ上で編集したりしていたものです。それはなかなか面白くて、時間は過ぎ、直江津までの電車のなかはあっという間なの。
いつの間にか目的地に着いている。
家にいてもその時間はかかるわけで、その作業をしていたらいつの間にか移動できてたらそれは得した気分。
目的地に着くことだけが電車の目的ではなく、景色をみたり、待ち合わせの悪さに、途中下車したりする。それはエンターテイメントです。
急行や新幹線を使って早く着くというのとは違って、電車に乗っている時間が少なくなるなら、その分安くしてくれと思うのです。
それでもまたときは過ぎ、最近はバイクに乗っています。
運転してりゃ、本も読めないし、メモすることもできないのですが、これがまた不思議で、バイクは乗っているだけでエンターテイメントなの。
目的地につかなくてもいいし、特になにもしなくてもよかったりします。これはバイクに乗る者だけのものかな。
風が冷たくても、雨に濡れても、
結局、自分の時間というありがたみといったところですかね。
文・カメラ/田中宏明