田中屋の原稿再生工場
「原宿はいつも憧れだった」
Facebook2016年11月5日投稿

原稿再生工場
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それでも年を取ったのか

原宿へいっても自分が撮りたいような写真をとれなくなってきているような気がする。

いつも憧ればかりで写真なんか撮っていなかったりもするのに。

その写真が撮れないというのは、もう町がだいぶ変わってしまった。

町というのは、建物である。

自分が好きだった建物がなくなって町が変われば歩いている人もカワって、今までいた人もいづらくなるような感じがしていたものだ。

かといって、原宿に知り合いがいるわけでもなくて、原宿にいる人と話してそう感じたと言うわけではなくて。

ごくたまぁーに話すこともある。

これは、そのときのイラストである。

若者の根拠のないパワーを感じたものだ。

町は建物ではなくて、やはり人であった。

僕が憧れてた時代の町はやはりここにある気がした。

ただ、それを知るには以前より1歩2歩入っていかないとわからないような時代な気がします。

おまけ情報:このイラストの人は、井の頭Pastoral #002のカバーガールである。

文/田中宏明

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