=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
俳句
9時消灯 浮かべて眠る 猿島灯
季語ぬき
9時消灯:修学旅行の季節
トッピング短歌
・どぶ板通りに 夢のあと

解説
海のそば、街灯もある、テント泊スポットもってこいだ。人影も少ない。
静かな波の音を聞きながら眠りにつくところではあるが、ドブ板通りが今どのようにもりあがっているかなんて気になったりもして。
それでも、いつの間にか寝てしまうのである。
猿島の明かりを常夜灯にして。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第92回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
井の頭Pastoral
わけありの女