水上から湯沢にいくには峠をこえるしかない。これが鍛えられるのである。国道17号。
だれもいない中走り続けるのである。
もしかしたら、このへんの人には普通のことなのかもしれない。でもこれは都会ではなかなか感じられない感覚なのである。
コンビニだってない。飲食店もない。
そして、その真ん中ぐらいで現れるのが苗場である。
とんねるずがコントを10年連続でやったり、松任谷由実がライブをしたり、なんかそんな芸能界にもうけて、一世を風靡したといったイメージである。
いまは人がだれもいなくても、その夢のあとをなんとなく感じれるような感じがした。
なので、またやはりここを経由したいのである。
高速を湯沢で降りるのではなく、水上か
月夜野でおりれば迷い込むことができます。
文/田中宏明