歩き書き!「田中屋の不動産管理あるあるエッセイ」ちょっと番外編~家を買ってみよう 第7話

不動産管理あるある
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不動産管理あるある

6.銀行事務手数料

これは、銀行でお金を借りた場合に、銀行に払う手数料です。
借りた方として、利子払うんだから手数料はそれに含まれるだろ!と考えますよね。

こいつの性質

借りた瞬間かかるので、例えば次の年にすべて返済してもそれは一部返って来るなどというものはありません。
賃貸のアパートで借りた瞬間、すぐ退去したので、仲介手数料返してと言っても返してくれないというのと同じですね。

ちなみに、保険は2年で契約しても、保険会社の規定の月割りで戻ってきますね。これ結構連絡しない人が多いんですよね。次のところへ引っ越すというのは、生活も変わったり、楽しみにすることも多くて、保険の解約が思い出されないのだと思います。
ごくまれに、不動産会社に、保険の解約をしてくれていないことを言ってくる人がいますが、その不動産会社が保険の代理店をしている場合でも、解約は本人が保険会社にするものです。ひとの保険を本人以外の人が解約できるというのは非常に危険なことだからです。

もうひとつの意味

銀行のなぞの融資事務手数料にはもうひとつ意味があります。

近年、連帯保証人をつけるという慣習に疑問が向けられ、それをつける観衆はなくなりました。

お金を借りるには連帯保証人が必要で、それがないとお金は借りられないという時代があったのです。
うちの父親も誰かの保証人になったときがあって、そのことで母親と大ケンカしていたことがあったような気がします。
また、保証人をはめる詐欺もあったとかなかったとか。

連帯保証人制度をなくしたぶんなのか

そんなこともあって、連帯保証人という文化はなくなり、お金を借りることはできるのですが、替わって現れたこの手数料は、その保険の意味もあるようです。

貸した側になれば、リスクもあるということなんですかね。嫌なら借りなければいいとそれだけの話ですからね。

文・写真/田中Mint

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