=田中屋スポーツ新聞=新聞を読めと言われた世代だ。読むならスポーツ新聞だな。一日の隙間暇つぶしはこれだ。学校でも職場でも使える話題をお届け
田中屋のロード俳句エッセイ
コンビニでイートインが消えた。事件の香りがする。
夕刻コラム「僕らは欽ちゃんのすごさを知らない世代」
審査員の感想を聞く場面で、萩本欽一の指摘が高圧的だったという記事。

僕はこのONAIRを見ていないが、世代の差というのはどうしても、年寄寒く見えるものなんですよね。
これは僕は高校生の頃、長野冬季五輪の開会式かなんかの演出を欽ちゃんが務めたんだけど、その時すでに世代に差の白けみたいなものが漂っていたんですよね。
これはもう30年前のはなしですよ。
これは同様に自分の若者に対して恐れるところです。
まったくかみあわず、寒い運域だけを残してしまうというのは有り得る話。それでも、受けたいと思って動くんですけどね。
欽ちゃんはウケたい気持ちはあったのだろうか。
そんな気なくて全く良いと思います。
昨今成功者・金持ちがただしいといわれる時代です。
成功者・金持ちは、自分に’興味のない人とは付き合わなくていいわけですから。
結局何がしたかったんですかね、日テレ。
何か言いたいことがあったはず。
そこに向かおうぜ。メディア!
コンピューターじゃないんだから、何を言いたかったのかに寄り添おうぜ!
田中屋のシティスナップ「バブリー山本」

連載小説「女の風景写真」第6話 作/奈良あひる
第6話
由紀子はノートパソコンの画面をじっと見つめながら、昨夜の出来事を文字に書き残していた。
誰にも話せなかった一夜のことを、文章という形にすることで、自分の中で整理しようとしている。体の熱や触れ合いの感覚も、言葉に置き換えれば少しだけ距離が生まれるような気がした。
書きながら、胸の奥に小さな期待が芽生える。
この物語の主人公である自分は、これからどうなっていくのだろう。書き終えたら、どんな感情が残るのだろうか。自分自身の未来を、少しだけ楽しみに思えた。
ある日の昼下がり、いつもの喫茶店に向かう。パソコンを開き、ノートに向かおうとした矢先、店内が突然混み始めた。空いている席はほとんどなく、やむなく相席となった。
向かいに座った女性が、にこりと笑いながら声をかけてきた。
「こんにちは、ここ、よく来られるんですか?」
由紀子は一瞬戸惑ったが、自然に返事を返す。言葉の端々に、自分の書き留めた秘密が、まだ誰にも触れられていない感覚が残る。
けれど、その声の柔らかさに、胸の奥が少しずつ緩むのを感じた。
その日、由紀子の世界は、またひとつ外に開かれようとしていた。
つづく
=ライブのおしらせ=
BerryBerryBreakfast現場ラジオLive
9月7日 南林間チャンドラ・スーリヤ
17:30スタート
オールデイズ直江津Radioモーニングから
ラジオドラマ「わけありキャバレー」と歌の世界をお届けします。
脚本・歌・出演/田中宏明
編集者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第96
回
田中屋のシティスナップ
田中屋のロード俳句
井の頭Pastoral