もうだいぶ涼しくなりましたが、夏ってのはいつの日も暑くて、駅のホームで団扇や扇子で扇いでる人をみかけますよね。
その中に見かけるのが、手で扇いでいる人です。
大体女の人です。ていうか、女の人しか見たことは有りませんが、その姿というのは、女っぽくて悪くはないです。むしろアリです。
男がやっているとちょっと絵にならないやつかもしれません。
その「手で扇ぐ」をちょっと考えました。
手で扇いで涼しいのか
確かに、うちわなど道具を使うより効率は悪いですが、風は起きます。なので、そのかぜが当たれば涼しいという現象は起きると思います。
しかしですね、その手を動かす運動が、熱を発生させて、体感としては暑さが勝ってしまうのではないかと思うのです。
これ皆さんやったことありますか。
僕はちょっと真似してみたんです。夏の駅のホームで。
これね、全くと言っていいほど風が起きないんですよ。
圧倒的に熱くなりました。涼しさを求めるのなら絶対やらないほうがいいです。
では、なぜそれをやる人がいるのか。あとを絶たないのか。
絵的です。パフォーマンスです。そう言うことになります。
先程もお伝えしましたように僕はあの姿嫌いじゃないです。夏を感じるひとつです。
ではなぜ、好感があるのか。
ポイントは非効率を逆手に取って、ギャップ萌えなのではないかと思っています。
アレはっきり言って、涼しさからしたら非効率で逆効果なわけですから、ちょっとしっかりしたような人、インテリっぽい人、理屈くさくて可愛くない女、愛や夢ではお腹いっぱいにはならないみたいな女がやってると、そこにちょっとギャップを感じて「なんかかわいい現象」がおきるのではないかと思っています。
そして、それが涼しくないことはやってる本人はわかっているわけですから、やはりパフォーマンスということになります。
もし、試したことのない人はやってみてください。全く涼しくないので。
そしてそれをパフォーマンスでやってると思ってみると、また夏が待ち遠しくなります。
今年の夏は、チューブのライブを観に行ったので、夏が待ち遠しいです。
文/田中宏明(写真家)
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