尾崎豊「十七歳の地図 」LP 1983
最近ドラマ「この世の果て」をすべて見終わったDJシューカイです😄
放映当時の1994年は会社の研修中で夜に最終回を見た記憶があります。
主題歌がこのアルバムに収録されている「OH MY LITTLE GIRL」で
このドラマの影響もあり尾崎リバイバル現象がありました。
脚本は野島伸司でしたがバンバカ売れてましたね。
野島はドラマ「高校教師」でも森田童子の「ぼくたちの失敗」をテーマ曲に使ったりして
僕らからしたら今まで大切に温めてきた曲をサラッと「これ知ってる?」みたいな感じで使ってくるあたりに「コイツ…鼻持ちならねぇやつだな…」と嫌っていたのは事実です(笑)
でも別に誰の物でもないんですよね😅そのへん自分の大切なおもちゃ箱を荒らされたような気持ちというか嫉妬みたいな感情があったんだと思います。
尾崎豊は本来、さだまさしの影響下にあるフォーキーなヤツだと思います。
しかしプロデューサーの須藤晃やアレンジャーの西本明の起用でロックに仕上がってますしすごくキラキラした印象のアルバムになったんだと思う。歌詞もホント素晴らしい。SONYの初期3枚は捨て曲無しの傑作です。1st、2ndは10曲ずつ書けてますが3rdは9曲に留まります。本当は10曲の予定でしたが尾崎は書けない状態だったらしいです。3rdのラスト曲「誰かのクラクション」も正直、訳のわからん詩なんであまり良い精神状態では無い事がなんとなくわかります。この後、彼は単身ニューヨークに行きますがそこで薬物に溺れ…今思うと彼の「この世の果て」だったのかも知れません。