歩き書き!「田中屋の不動産管理あるあるエッセイ」ちょっと番外編~家を買ってみよう 第6話

不動産管理あるある
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不動産管理あるある

僕が家を買うのにかかった費用のご紹介です。

1.物件価格 2400万円
2.控訴公課の清算金 22,695円
3.耐震適合証明発行費用 55000円
4.登記費用 319,89円
5.仲介手数料 858,000円
6.銀行手数料 581,200
7.保険 0円 ※入らなかった
8.印紙20000円分

計 2,556,8884円

前回までで、4まで雰囲気ご紹介しました。

続いて、5です。

5.仲介手数料

仲介手数料とは、契約が成立した場合に仲介業者に払う手数料です。
賃貸では1カ月分、売買では、価格の3%+6万円と定められています。
「その6万円ってなんだよ!」って、はじめて聞いたときは僕も思いましたが、宅建業法の計算方法があり、210万円~400万円までの部分に関しては、4%+2万円の手数料となるルールがあるからです。

400万円の4%は16万円
ですので、2万足して、18万円となります。

400万円の3%は12万円
+6万円すると、18万円になります。

まぁこれは決められている数字になりますので、400万円以下の計算方法は割愛させていただいて。

3%+6万とだけ知っておきましょう。そして消費税がかかります。たけーな。
また、不動産屋の立場からすると、これだけ動いてもこれだけしかもらえないのかぁという感覚であります。

不動産屋と家を探している人の接点は、物件資料を出して、現地案内して契約、というとこしかないのですが、実際はその前と後があるのです。

まず、家を売りたいひとを探さなければいけません。
やっと見つけて、物件調査をして、資料等つくり、売れるための家の下準備(内装・設備の整備)をして、物件資料をつくり、案内ができる状態までしないといけません。(物件化とか呼んだりします)

そして、案内がなかなか入らなかったりすれば、空気の入れ換えをおこなったり、水を持っていって、トイレやシンクに流したりして、管の状態を維持しなければなりません。管は乾くときに劣化します。(サビや割れ)

そして案内して、成約しても、その後、中古物件でも3カ月重要構造の保証がありますので、それに対応しなければなりません。
売り主が記載した緒設備の説明についても、買い主からああだこうだ言われそれに対応しなければなりません。
それらを含めての手数料になりますので、まぁ人それぞれ立場がありますよねという話にしかなりませんが、心を広く持った方が価値です。
文句を言っても手数料は変わりませんので、得した気分になったもん勝ちですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 銀座 高架下の世界

文・写真/田中Mint

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