第3段落
不運なことに、杉原は東京の外務省からの許可がなく、ビザを発行する権限を持っていなかった。
※issue 発行する、出版する
彼は外務省に許可をもらえるよう3回電報を送ったが、彼は毎回拒否された。
第4段落
杉原は苦渋の決断をしなければならなかった。 一方においては、彼は従順な官僚である必要があると感じていた、その一方で彼は人間として、必要としている人を助けることは道徳的必然性であると感じていた。
※public official 官僚、公務員
第5段落
彼は、もし上司の命令を無視すれば、自分はクビになるだろうし、また家族は経済的に苦しむだろうと分かっていた。 杉原と妻は彼らの家族の安全さえ恐れていた。しかしながら、結果的に、彼は良心に従っビザを発行することを決めた。 彼はのちに、自分の決心について自身の本にこうつづった。「私は最終的に人間性が最優先であると結果づけた」と。
第6段落
7月29日から杉原と妻は、ビザを書き上げそれらに手書きのサインをしながら、毎日何時間も座っていた。 何日かは、彼らは普通1ヶ月発行できるより多くのビザを発行した。 人々は領事館の前で昼夜一列に並んでいて、そして杉原と妻は1分さえ無駄にしないことを選択した。