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短篇小説

奈良屋の海賊盤現場検証「中央線 看護婦のユカ」第5話(最終話)  

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第5話 ホシは残る男と二人で話していたが、だんだん対話もトーンダウンする。それはそういうもの。それとだんだん心細く...
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奈良あひるの「私の想い出①」

彼と久しぶりにベッドを一緒にする。 新大久保のシティホテルに入った。エレベーターの中で私は… 夕食は、ジョナサンだった。ほとんど人は入っていなかった。 彼「こないだは気持ち良すぎてすぐ出ちゃってさ、あれか...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」第4話 作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第4話 ホシは男たちその場を楽しむだけの会話をしていたが、当然のごとく男たちは女をホテルへ導くような話へとシフトし...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」第3話 作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第3話 ホシは女友だちと二人で、渋谷のクラブに入った。 そこで、自分たちより少し若く見える男二人組に...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第2話 まずはクラブに向かう。 ユカがその男と出逢ったという現場だ。 この物語は現場検証。 ...
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奈良あひるの海賊盤現場検証「中央線の看護婦ユカ(23歳)ある日の8月」第1話

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第1話 渋谷で待ち合わせ。駅前の東急線の緑色の車両の前。渋谷の過去の資料など展示されている。時刻は...
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読み切り!プチロマン小説「雨宿りの夏」作/奈良あひる

=ロマン随筆=ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。女の私が言うんだから… 雨宿りの夏 結婚もしていなければ、時間があってお金もすべて自分で使えてっていう20代後...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」最終話 作奈良あひる

ホテルを出ると日常である。 ただ普段は通り過ぎていたラブホの前から出てきたと言うだけ。 知らなかったことが少し明らかになっただけ。 三奈は、男はなぜ胸に出すのが好きなのか聞いたつもりだが、その答えが返って...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第13話 作/奈良あひる

三奈「今日のは撮ってるの?」 ボーカル「そえは今度会ったときに教えるかな」 三奈「それじゃ、また会うしかないですね」 そんなトークがバンドの集客にもいかせればねと三奈は思うのである。 バンド...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第12話 作/奈良あひる

男は三奈入り口を撫でている。彼自身のもので。 「ちょっと見てもらいたいものがあるんだ」 と言って、男はスマホを手渡した。三奈が写ってる。男と。それは以前の逢瀬だった。 三奈は抱かれている。...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第11話 作/奈良あひる

ボーカル「動画撮ってたよ。女」 三奈「何の動画?」 ボーカル「してるところ」 三奈は返せなくなった。 どこかのだれかとしている。 それを動画に撮っている。 ボーカル「ところで、今日か明日...
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青春プチロマン小説「心に残る人」作/奈良あひる

僕は止めどなく流れる泪も気にせず腰を振った。 その子もそれに合わせて腰を角度を合わせている。 見た目では全くわからない。この胸が、このおしりが、この脚が、そして、ここが。 病に侵されているなんて。明日から入院する。入院し...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第10話 作/奈良あひる

三奈が男の物を触った手でラインを送った先はボーカルだった。もう何年前になるだろうか。送った内容「元気ですか?」の一言だった。 何回か書いては消して、結局送ったのはこの一言である。この一言で充分であった。 何度か...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第9話 作/奈良あひる

その本社の人は、本社から店舗への連絡後とやらキャンペーンだとか、いわゆる仕事の話を丁寧にはじめた。 さっきまでいた本社の人のことは忘れて、吉沢三奈は仕事の話に集中した。そして、一通り話も済んだところで、さっきの本社の...
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青春プチロマン小説「結婚後にもう一度」第8話 作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 第8話 仕事の時間中に外で打ち合わせという状況の関係で、もたもたしている時間はないということは二人とも認識していた...
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