「短篇小説」電車ひと駅で読めるメルヘントリップ

短篇小説

青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第23話 作/奈良あひる

第23話 浅田は加恵の膝を開き、充分に大きくなったものをあてがった。 加恵はこうして入れられていくのだと思ったときに、起き上がり、浅田のそれを舌で 口で愛した。 浅田のいう歴史の意味を自分なりに解釈しようとしてのことだった。...
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青春プチロマン小説「女が日本一周する時」第22話 作/奈良あひる

第22話 加恵の隠し持っていたきれいな胸があらわになった。 浅田「きれい。あのときからずっと見たかったんだ」 加恵「そうなの?」 浅田「今僕が揉んでいるこの胸はもっときれいになるよ」 加恵「ど...
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青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第21話 作/奈良あひる

第21話 加恵はふと思い出した。私ってなんか聞いていたかもしれない。自分が興奮するために。 昨夜のこと 加恵「ねぇ、、、」 浅田「何?」 浅田はやさしく答える ...
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青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第20話 作/奈良あひる

第20話 キスからはじまって、やがてふたりは重なって。加恵はどうかしてしまったかのように体が熱くなる。このおんなの人は結婚していて、子どももいる。それなのに、それなのに、こんなふうに誰かと愛し合っている。 この...
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青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第19話 作/奈良あひる

19話 加恵「やっぱり気持ちいいですか?興奮するんですか?」 男「そうだね。男はやっぱり女の子を自分のものにしたい願望があるからね。誰かのものになりかけているものが、そのときばかりでも自分のところへ傾くなんて、ほんとと...
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青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」作/奈良あひる 第18話

第18話 加恵「結婚している人としたことありますか?」 テーブル席の陽子さんはそういうことをしたことはないのかしら。男のひとと付き合うことをすすめられている。すすめているというか、二人は自慢を浴びせているように...
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青春プチロマン小説「女が日本一周に出るとき」第17話 作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 17話 加恵は喫茶店らしき考え事をしていた。 子供がいるかいないか、子供がいるってことは、子供ができる男と夜をともに...
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青春プチ官能小説「女が日本一周にでるとき」第16話作/奈良あひる

16話 彼とはもちろんただの男の知り合いのこと言っているわけではない。そういう関係を持っている男だ。おっとの話などある意味どうでも良くて、話の導入としてのものだった。 その女は、彼のことを話したかったのだ。 ...
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青春プチ官能小説「女が日本一周するとき」第15話 作/奈良あひる

女ひとり気ままに旅をしていると、平日か土日かなんてのは気にならなくて、今日は何日なのかもわからなくなっていく。今何月かはかろうじてイメージが着くぐらいで、それでなにも支障はない。 この日は、明日にはこの街を出るとして、ゆっく...
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青春プチ官能小説「女が日本一周するとき」第14話 作/奈良あひる

第14話 ホテルを出ると向こうの空が明るかった。何回してしまったのだろう。あとでマクドナルドへ行きたいというような話をベッドの中でしたようなしないようなであったが、そういう時間でもなかった。 「じゃあまた」と言ってふた...
直江津ラジオ

ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」あらすじ

登場人物  波砂 :「湘南の女」に憧れて、直江津から湘南へ移り住む。湘南での就職までは縁がなく、渋谷で働く会社員。 あらすじ 第1話「インスタント後悔」 仕事後、裁ち蕎麦を食べるか海鮮丼を食...
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奈良屋の官能随筆日記「あれからどうした」作/奈良あひる

あれからどうした 〇南新宿の喫茶店  女友達とお茶する私 私「昨日 昔ちょっとあった人から連絡があってさ」 〇昨日 私の部屋 男「昔よくエッチしてたよね。あれから誰かとした?」私はしてなかった。くやし...
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青春プチロマン小説「なんとなく想い出の鶯谷」読み切り 作/奈良あひる

ありそうでなくて、それでも起きそうなロマンスをお届けする青春プチロマン小説。きっとどこかで起きている。 想い出の鶯谷 沙羅(さら、会社員)は結局結婚していなかった。もうすぐ40歳になる。 正直時間を持て余している...
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青春プチロマン小説「有楽町の喫茶店の女」第5話 作/奈良あひる

第5話(最終話) ◯渋谷円山町のラブホ街(夕暮れ) 真司・K子 世間話をしながら歩く K子「このあたりに喫茶店なんてあるの?」 真司「減ったなぁ」 k子「全然出てこないけど」 真司「時代が変わっ...
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青春プチロマン小説「有楽町の喫茶店の女」第4話 作/奈良あひる

第4話 真司「どうなるだろうな。今日時間ないなら、今日は何もなく終わって、しばらく経ってある時また連絡が来て、仕事で東京来てるから喫茶でもどう?なんて…」 真司「結構東京での仕事あるんだね。今日はいつなら大丈夫?」 ...
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