「誘う方と誘われる方どちらが勝ちなのか?」タモリ巨泉風の漫才で解説 

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大橋巨泉:おいタモリ、世間じゃよく「人を誘う方と誘われる方、どっちが勝ちか」なんて議論してるけどよ、お前はどっちが勝者だと思う?

タモリ:(サングラスをくいっと持ち上げ、低音で)あー、あれねぇ……。まあ、勝ち負けで考えること自体がナンセンスなんだけどさ、あえて言うなら圧倒的に「誘われる方」だよね。

大橋巨泉:なにい! バカ野郎、お前はいつもそれだ! 人間、自分から主導権を握って誘う方が圧倒的にアクティブで勝ち組に決まってるだろ! 待ってるだけの受け身なんて、いわば「お呼びじゃない」のよ!

タモリ:いやいや巨泉さん、そこが分かってないなぁ。誘うってことはさ、「あなたと時間を過ごしたいです」って自分の弱みを見せることなんだよ。つまり「下手(したて)」に出てるわけ。一方、誘われる方は「お、いいよ、行ってやってもいいけど?」って上から目線で選べるんだから、これ以上の贅沢はないよね。

大橋巨泉:ふん、強がり言いやがって。誘われるのを待ってるだけの人間なんてのは、ただスケジュールが空いてるヒマ人だと思われるのがオチだ! こちとら「今度こういう面白い企画があるんだけど、お前どうだ?」ってこっちのペースで人を動かすんだぞ。これこそプロデューサー気質、勝者の発想よ!

タモリ:(フッ、と鼻で笑う)動かされてるうちは二流だねぇ。こっちはさ、家でボーッとしてるだけで「タモリさん、今夜どうですか?」って向こうから勝手に連絡網が回ってくるわけ。つまり、世の中のエネルギーを自分に集中させる「ブラックホール」みたいなもんだよ。誘う方はエネルギーを消耗して疲れるだけ。勝者はいつも、ソファで寝転がっているタモリ様なわけ。

大橋巨泉:おいおい、それじゃただの「めんどくさがり屋の怠け者」じゃないか! 人間関係ってのはな、自分からアクションを起こしてこそドラマが生まれるんだよ!

タモリ:ドラマねぇ……。(急に真面目なトーンになり)まあ、結局のところ、本当に勝ちなのは「どっちでもいいや」って思える奴なんじゃないの? 誘われても断れる、誘わなくても一人で楽しめる。そういう無欲な奴が、一番いい思いしてるよ。

大橋巨泉:……チッ、最後の最後で煙に巻きやがって。まあ、お前のその適当な生き方が悔しいけど羨ましいところだな!

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