田中屋のロード俳句 第⚅ 長野軽井沢「雨宿りの喫茶店」作/田中宏明

すーじーぐぁー
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すーじーぐぁー

=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。

田中屋のロード俳句 軽井沢「雨の喫茶店」作/田中宏明 #ZINE #shorts

俳句

雨宿り 駆け込む喫茶 550円

雨が降り 飛び込むコーヒー 550円

トッピング短歌

傘もささずに ひとりの少女

窓の外には 傘なし少女

解説

軽井沢の喫茶店は高い。さっき通りかかった店はコーヒー1杯1000円だった。

突然雨が降り出し、目の前にあった喫茶に飛び込んでしまった。メニューを見ると550円だった。なぜか心の余裕が生まれ600円のアイスティーを注文した。

窓の外には、傘もささずに歩く少女がいる。
雨ぐらいで何も感じないということだろうか。

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