=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。
俳句前
国道4号線を65kmまったくの快適な流れ。
桜づつみ園なんてのも野宿できるスポットである。
並木大橋ポケットパーク ここも泊まりたい。
喫茶を出る。中学の時ぶりの日光東照宮。
参道には出店もある。迫力のある大木の並木道。

俳句
高すぎて 見るは大木 東照宮
季語ぬき
トッピング短歌
・宮はレプリカ 木は当時
解説
拝観料は1600円だった。迷わず「はいらねぇよ!」いや「はいれねぇよ」
小さい子のいるの男がなんとか妻から許可をとって、極小予算で旅してるのに、こんなとこに払えるわけねぇだろ。
そもそも東京宮はレプリカだ。しかしこの力強い大木は当時から生きているかもしれないと思うと、しっかり見ておくべきは、この参道の大木なのである。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第89回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
わけありの女