田中屋のロード俳句「直江津ペチカ」作/田中宏明

すーじーぐぁー
すーじーぐぁー

=ロード俳句(田中屋式短歌57585)= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロード随筆シリーズ。俳句とはかけそばのようなもの。トッピングして短歌にすることもできます。

俳句前

10年前
海から駅へ向かって歩いていたときのこと。

直江津の知り合いなんてだーれもいなかったときのこと。

俳句

海と駅 つなぐ時代は ペチカの灯

田中屋のロード俳句「直江津ペチカ」 #shorts

季語ぬき

海:夏

トッピング短歌

・花火見るような 最終回
・ここからどこへ 巣立つのか

解説

ペチカというアメリカン雑貨屋があった。
ただの雑貨屋ではなく、海と駅をつなぐお店であり、それと同時に、直江津というドラマを見ることになる。
そして今年5月31日現在のスタイルでの営業を終了。

このときペチカはひとつの時代であったと知る。

みんなどこへ行くのだろうか。最終日というのは卒業式なのかもしれない。

ありがとうペチカ。

田中宏明

直江津ペチカ 最終日

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