=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。30文字ぐらいのメルヘン小説へようこそ
俳句
夢のあと 土曜の朝が 来たならば
町は閉鎖さ 近寄れねぇ
解説
普段電車で行く場所、歩きでしか通らない道をバイクで走ると、その新鮮さに心がはずむ。
国道246は吉祥寺小田原間を走っていたのでなつかしい。
その先に渋谷があり六本木があるというかなり華やかな国道だ。
しかし、渋谷をすぎると、急に冷たい土日の空気が流れはじめる。
渋谷より先の都内の道というのは、精神的にもの悲しい。
近寄れたもんじゃない。
メルヘン解釈
朝が来るということは本来それぐらいさみしいことなのである。特に男と女のあいだでは
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送
ラジオ
第76回!「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」ヨーグルト田中とDJシューカイ 話題:子どもにテレビを見せないという教え 突撃!隣の定食屋さん「上越市早川亭」
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