田中屋のロード俳句「千住大橋とおくのほそ道矢立初めの地のすーじーぐぁー」(2025年1月25日)作/田中宏明

すーじーぐぁー
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すーじーぐぁー

=田中屋式短歌= 松尾芭蕉に嫉妬して、バイクで旅して俳句するロードエッセイシリーズ。約30文字のメルヘントリップへようこそ! 

つづき

深川不動から奥の細道矢立初めの地へ

ミント(妻)とYududu(子)へのおみやげに買ったきんつばをひとつ食べてほろ甘い口の中でバイクを走らせる。

この千住がおくの細道はじまりの場所なんて書いてあったりもするんですが、始まりは深川の家だろ!って単純に思うのです。

そしてあの句があるのですから。

草の戸の…

俳句

ベンチなく どう愛語る 千住橋

男と女の情句(ジョーク)

愛:愛は所詮ジョークなのさ

解説

立派な橋が見えてきた。河のほとりに人があつまり文明が栄えたなんて言ったもんだけど、そのリアリティを感じる。

ここで一休み家から持ってきたおむすびでも食べようかと思ったが、ここにはベンチがない。
ちょうどいい夕日と隅田川の景色があるのにベンチがないのだ。
どんなコンセプトなんだ。ここはベタにベンチがあって、そこにアベックが座っていて、愛を語るんだろ!

メルヘン解釈

ここには恋を邪魔する女の女神でもいるのか

作者紹介

田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。  

2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。  
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集  
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中! 

第81回「BerryBerryBreakfastのオールデイズ直江津Radio」ヨーグルト田中とDJシューカイ 話題:年末年始行事の衰退、ニューハルピン閉店、中居正広問題

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