=読書感想文=あの頃苦戦した読書感想文のカンタンな書き方一例をご紹介!例えば、読む前の自分に戻れるか。ここで紹介する本はどれでも田中屋のHONDANAで買えます。

謎のズッコケ海賊島
もう40歳を過ぎて冒険と言えば、人生の冒険をさしがちである。
転職とか、独立とか、投資とか。
冒険といえばもともと探検的な意味で、仲間たちと同じときめきをもって旅をするみたいなものだった。
そうだな、ハリウッド映画の町内版といったところだろうか。
この本は、同じ市内の島に小学生が宝をさがしに行く物語。
僕はもういい歳だけど、そんな冒険に憧れたりしてしまう。
でもそんなことを言っていたら女はついてこないだろう。
だからこっそりこんな冒険の本を読むのだ。
僕はこの本を読んで世界最小、満員電車な心の中でもだれでもできる冒険をさがす冒険に出かけたいと思うのだ。
作者の住所が書いてある

昔の本のあるあるだが、住所が書いてある。ここにはなにがあるのだろうか。まさか本当に住んでいるわけではないだろうし。
文/田中宏明
作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活&放送作家として日テレ・フジテレビ・テレビ朝日を出入りする。現在はピンでラジオと弾き語りでのパフォーマンスをおこなっている。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
出演ラジオ 第98回
田中屋のシティスナップ