=読書感想文=あの頃苦戦した読書感想文のカンタンな書き方一例をご紹介!例えば、読む前の自分に戻れるか。
読書感想文
「いづみ語録」文遊社 2001年初版
あの日、吉祥寺の駅前のカフェでパスタを食べる女を写真撮らせてもらった。
その女の話の中で出てきたのがこの「鈴木いづみ」という人。この人のファンだという。
僕はこの人(鈴木いづみ)を知らずに過ごしていたが、ある時アラーキーもこの人を撮っていることを知った。
そして出逢ったのがこの本「いづみ語録」
解説のないひたすらに語録
有吉が批判しまくっていたニーチェの本に、ひたすら語録を並べているところは似ているが、読んでみると全く違う。いづみ語録には実があるのだ。
これはニーチェより役に立つリアルな哲学。
近年における投資などの経済的自由な生き方とかではなく、人間であり、自分自身がドラマであるという意味での自由に生きる世界を想像することができる。
人が出逢えばドラマとなって、お金はなくても生きていけるようなもんだって。
吉祥寺の駅前のカフェの女もこの人のようなところが滲み出ていた。
この本を読むことによって
昨今男と女の区別のようなものが撤廃されつつある中、男と女は色濃くその存在をアピールべきと思わせるものであった。

作者紹介
田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中!
❆ライブのおしらせ❆
BerryBerryBreakfast現場ラジオLive
2025年5月18日 南林間チャンドラスーリヤ
1600 オープン
1830 スタート
チャージなし(投げ銭制)
+ご飲食1500円~
飲食店ですのでご注文をお願いします。
❃展示のおしらせ❃
BerryBerryBreakfast展2025
5月5日~31日
直江津ヴィンテージアメリカン雑貨ペチカ フィッティングルーム
☆田中屋のあやしい蕎麦俳句写真展
☆DJシューカイのレコジャケ美術館
出演ラジオ 第88回
田中屋のロード俳句
田中屋のロード俳句のテーマ「それって感情の環状ってことよね」
わけありの女
BerryBerryBreakfast展テーマソング「蕎麦が茹で上がるあいだに」