「田中屋の立ち詠み俳句屋」By TanakaYaPedia 

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TanakaYaPedia すーじーぐぁー 夕刻日誌

立ち食いそば屋にて

立ち詠み俳句「立ち蕎麦屋でそばを食べながら俳句を書く」

俳句とはかけそばのようなもの、ポッケの小銭で食べれるの。

ちょっと気分がのったら、トッピングで七七や八五をのせてみてもいい。

遠くの立ち蕎麦屋を目指して出かけたりたんてしないでしょ。そこで出逢った俳句がおもしろけりゃ得したもんだ。

「ごちそうさん」と言えば、店主の謝意を背中で聞く。

俳句をいくら書いてもなーんにも反響ないてないもんだ。背中で聞く声なんてない。自己満足が残るだけ。そう、自己満足が残ればいじゃないか。残らないよりは。

俳句とは、立ち蕎麦屋を出る時の後味なのである。

俳句前

蕎麦前のようなもの。
俳句ができる前の予感の情景を楽しみます。

季語

そんなものはあってもなくてもどうでもいい。
俳句も人の行動感情の背景に写り込むだけのもの。
言わなくても見えるものである。

季語ぬき

田中屋製俳句ではこちらが大事です。

上述のとおり、田中屋の俳句では決まった季語を入れるという文化がありません。
それよりも大事なものは、自然に染みている季節を感じることです。また、どこの表現に独自の季節を感じる!なんて考えてたのしむことが大事です。
ちなみに、大事を押し売りはしません。自由です。

トッピングの短歌

かけそば・もりそばだけで充分おいしいのだが、ちょっとたしたいときもあります。そんなときはトッピング短歌。
田中屋製俳句には“トッピング”短歌というものが用意されています。
八五や七七で作っています。※ちなみに五七五八五で作る短歌を田中屋式短歌と呼んでいます。

それを付け足して短歌としてお楽しみいただくことができます。
2・3個用意されているときは好きなものをお選びいただけます。
作り手側からの一方的なものではないのです。

焼き鳥屋で、串から抜いて食べないでとかいう人もいますけどね。

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田中宏明 1980年生まれ 東京都昭島市出身の週末の写真家・放送作家。
2003年 日本大学文理学部応用数学科 ぎりぎり卒業。下北沢・吉祥寺での売れないバンドマン生活を経て、会社員(番組制作→不動産業)となる。
◆写真家:シティスナップとかるーい読物「井の頭Pastoral」撮影・編集
◆放送作家:ラジオドラマ「湘南サラリーマン女子」原作・脚本 オールデイズ直江津Radioで放送中

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