文/田中宏明
こんな時代になんとユニーク
振り込んでしまったというのもいろいろ問題があるのですが、今回ユニークなのは、振り込まれた人が、「他にまわしたので戻すのは難しい」と言ったことだ。
端から見れば、「みんなのお金だから返せ!」となるのだが、振り込まれた人はそれなりに考えることとなるだろう。
返さなくてもいい方法を
ということだ。
弁護士にも相談するだろう。
または、個人的ルールのもと返さない意思を伝える。
である。
メルヘンで塗り固める
主張は自由
この口座は、ある時より一切引きだしてはいけないと遺言で言われているなどなんでもメルヘンでいいのだ。
だからお返しできない。
なので、やるなら奪い取ってくれ。
なんて返しもあるかもしれない。
強制執行ということだ。
個人的な話なので、この話の続きはなかなか報道されないかもしれないが、その先を知りたいですね。
僕は、返せよ!と単純に言ったりはしません。
相手の立場で考えるしかない
その立場になったらいろいろ思うことはあると思います。
まず、素直に返してしまったら、公務員としては事なきを得てしまうのです。公務員はやはり、たいした仕事もせずにかなりの給料をとっています。それに対する怒りがあってもごく自然なことと考えます。
大した仕事もしていない公務員
次に、返さなければ、給付金が行き渡らなくなるひとがいる、なんてことはないということです。そんなことあるわけないのです。
返したところで、なにもかわらないというおもしみのなさもあります。
ここは、拾得物のような扱いで、1割りぐらいはほしいというのが自然な考えだと思います。
それをわからなければ、なかなか解決には時間がかかってしまうものと思われます。
発端は銀行?
ただ、この人がお金を返さないと、今後このような給付金の動きは、この人のせいで減る可能性は大いにあります。
そうなれば恨みを買うというものです。
悪いのは銀行
それを受理する銀行は確信犯である。
それを気づかなければプロではない。
気づいていたはずなのだから、銀行は責任もって対応するべきと考えます。
ロボットじゃないんだから。でも、あの人たちロボットみたいなとこあるけどね。