田中屋の夕刻コラム「朝倉未来 メイフェザー戦における花束投げ捨て事件に対する前田日明のコメント」

夕刻コラム(社説盤)
夕刻コラム(社説盤) 夕刻日誌

花束投げ捨て問題

ネットニュースでやたら花束投げ捨て、花束投げ捨てとあったので、みてみたら

朝倉未来対メイフェザーの試合前の花束贈呈の際に、メイフェザー選手に渡されるはずの花束を、渡し役の男(ごぼうの党代表 奥野卓志)が、メイフェザー選手の前に投げ捨てたという出来事だった。

前田日明のコメント

これについて両選手にサイドから非難があったとか。

これに対して関係者でもある前田日明は、筋はあると語った。
お、これはおもしろいと思った。

みんなが批判的な流れのなか、一理あるということだ。

どんな一理
なのかちょっとググってみると。

過去に朝倉選手の弟の朝倉海選手が、メイフェザー側のジムを訪れたときがあって、そのときに、相当な汚い言葉を浴びせていたというのだ。それは汚いスラングで、ユーチューブにもアップされていたらしい。

そして、スパーリングをしようというときに、海選手は青いグローブをつけた。それに対して、「お前らはこれだ」と、黄色いグローブに変えさせられたという。※イエローモンキーといいたかったのか。

そんな侮辱がはっきりあったと、前田は言う。

筋はある

その流れを知っていた者は、花束をすてるぐらいたいした話ではないととることもできるのである。当の本人メイフェザー選手こそそれを感じていたと思われる。

奥野氏はその流れも含めて、我慢できなくて、それをしたかったともとれるのだ。

しかし、その流れも知らずあーだこーだはちょっと寒いですよね。

最低でもそこまでの流れがあって、批判しているのか、確認をお願いしたいところだ。知らなかったら寒い、話にならない。格闘技をなめるな。

氣志團綾小路、きゃりーぱみゅぱみゅさんどうですか?

また、花束を作ったひとがかわいそうなんていうコメントは、ここではピントがずれまくっている気がします。

この出来事について、僕は三つ思うことがある

ひとつは、

前田日明の発言がかっこいい!非難ムードの中で、人間の感情として筋があると言ったこと。
昨今は、プロレスラーでさえも、人気商売と言うか好感度というか、社会に、バラエティに出ちゃったりして、世間の中で生きている。
僕がプロレスを見始めたときはそんな感じではなかった。
世間に流されないヤバイやつ。みたいな感じだ。

前田の発言にそれを感じたのだ。僕が小学生の頃憧れていたプロレスラーだ。

二つ目は、

朝倉海選手は、花束投げ捨てたことに批判的な発言をしてほしくなかった。海選手の出来事の流れもあった可能性を適当に扱わないでほしい。奥野は朝倉側としてのアクションととられる。
奥野をフォローした前田の立場もおかしくなる。

三つ目は、

試合前の花束贈呈っている?これはプロレスでもふるくからあって、これから戦う二人に花束渡してどうしたいの?ほんわかさせたいの?プロレスでは、花束で選手がしばきあったりする。そういう心境は普通の気がしてます。ほんわかはしないですよ。

僕が一番言いたかったことは3つ目である。

エッセイ/田中宏明

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